現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > トロロッソ・ホンダの新人アルボン、FP1でのクラッシュ原因は”経験不足とタイヤの発熱”|F1オーストラリアGP

ここから本文です

トロロッソ・ホンダの新人アルボン、FP1でのクラッシュ原因は”経験不足とタイヤの発熱”|F1オーストラリアGP

掲載 更新
トロロッソ・ホンダの新人アルボン、FP1でのクラッシュ原因は”経験不足とタイヤの発熱”|F1オーストラリアGP

 トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1開幕戦オーストラリアGPのフリー走行1回目で、ターン1の出口でスピン。バリヤにクラッシュし、前後のウイングにダメージを負った。この事故の影響で、セッションは赤旗中団となった。

 アルボンはこの事故を振り返り、次のように語った。

【動画】アルボンのクラッシュシーンも……2019年F1開幕戦オーストラリアGPフリー走行1回目ハイライト

「僕はただ自信を築き上げるだけで、少し良くなってきたんだ」

 そうアルボンは語る。

「その後、その走行の最後にスピンによってケチがついてしまった」

「それはほんの少し経験不足だったのだと思う。そして、タイヤが発熱しすぎていた。その両者の組み合わせによって起きたことだったと思う。でもそれほど深刻なことはなく、FP1の2回目の走行はとても良かった」

「これが僕にとって初めてのセッションだったことを考えると、成し遂げた仕事についてはとても満足している。でもそれは、もう少し安定した形でFP2に臨むこと、そしてリズムを掴むことが大切だということを意味していた」

 アルボンは、ヘッドレストに手が引っかかってしまい、 コーナーをオーバーランするという珍しい”事件”にも遭遇した。

「それは奇妙なことだった。そんなことは、今までに一度も経験したことはなかった」

 そうアルボンは語った。

「僕はターン11を通り抜けた。そしてターン12に入った時、ステアリングを操作することができなかった。ヘッドレストに引っかかってしまったんだ」

「僕はただ手を離して、走行を中止しなければいけなかった。それほど深刻なことではなかったけど、驚いたよ。もう少し、僕の手との間に隙間を設けることができるかどうか、見てみたいと思う」

 アルボン曰く、初日のセッションで最も慣れるのが大変だったのは風だという。そのうち、特に追い風がブレーキングに対してどう影響するか、それを確認するのに苦労したようだ。

「苦労したのは風だ」

 そうアルボンは説明する。

「バルセロナでは、僕らは本当にラッキーだった。風は全くなかったんだ」

「ここでは、強い追い風が吹いている。それは、僕にとっては本当に新しいことだ。このクルマは、追い風、向かい風によって大きくバランスが変わるほど敏感なんだ」

「それまでの何周かのうちに、僕はそれに慣れることができていた。でももちろん、ターン1で突風や追い風を受けてしまえば、それは助けにはならない」

 アルボンのチームメイトであり、これがF1復帰戦となるダニール・クビアトは、オーストラリアで強い風が吹くのは異常なことではないと語った。

「バルセロナとはコンディションが違う」

 そうクビアトは言った。

「コースはバンピーだし、そして風は強い」

「バルセロナでのテストの時のコンディションは完璧だったと言うべきだろう。そしてここにやってきた。このコースはほとんど公道コースのようなものだから、当然大きな違いがある。でも、それはここでは普通のことだよ」

こんな記事も読まれています

ホンダ 新型「WR-V」純正アクセサリー人気ランキング 第1位はタフ感アップの定番パーツ
ホンダ 新型「WR-V」純正アクセサリー人気ランキング 第1位はタフ感アップの定番パーツ
グーネット
見た目に惚れて選んでも後悔しない魅力がある【試乗レポート メルセデス・ベンツ CLA】
見た目に惚れて選んでも後悔しない魅力がある【試乗レポート メルセデス・ベンツ CLA】
グーネット
役者が揃った優勝争い─マルティンの長い長い残り5周、M.マルケスの誤算、バニャイアの9コーナー/第5戦フランスGP
役者が揃った優勝争い─マルティンの長い長い残り5周、M.マルケスの誤算、バニャイアの9コーナー/第5戦フランスGP
AUTOSPORT web
コスパ最強のスポーツカーは[先代スイスポ]!! スポーツカーが40万!? 130馬力超えの6MTで買える!
コスパ最強のスポーツカーは[先代スイスポ]!! スポーツカーが40万!? 130馬力超えの6MTで買える!
ベストカーWeb
今なら完全NGよ!! 昔にあった信じられない[ゆる~い交通ルール]
今なら完全NGよ!! 昔にあった信じられない[ゆる~い交通ルール]
ベストカーWeb
マクラーレン「750Sスパイダー」を関西まで長距離テスト! サーキットが真骨頂のクルマが提案する日常の楽しみ方とは
マクラーレン「750Sスパイダー」を関西まで長距離テスト! サーキットが真骨頂のクルマが提案する日常の楽しみ方とは
Auto Messe Web
新型ロータス・エレトレ Sへ試乗 「5.1m」が小さく感じる敏捷性! 歴代最高のインテリア
新型ロータス・エレトレ Sへ試乗 「5.1m」が小さく感じる敏捷性! 歴代最高のインテリア
AUTOCAR JAPAN
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に
AUTOSPORT web
盟主PWRが『クプラ・ボーン』披露と同時にEuroRX1王者起用を発表。エクシオンは異車種6台体制に/STCC
盟主PWRが『クプラ・ボーン』披露と同時にEuroRX1王者起用を発表。エクシオンは異車種6台体制に/STCC
AUTOSPORT web
ル・マンの戦いはすでに始まっている。LMDhの逆襲を象徴するポルシェの躍進と謎多き性能調整の裏側
ル・マンの戦いはすでに始まっている。LMDhの逆襲を象徴するポルシェの躍進と謎多き性能調整の裏側
AUTOSPORT web
ラッセル「毎週5位~8位を争うのが現状」短期的な解決策は役に立たず、今後数週間は“痛みを伴う”と覚悟
ラッセル「毎週5位~8位を争うのが現状」短期的な解決策は役に立たず、今後数週間は“痛みを伴う”と覚悟
AUTOSPORT web
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
くるまのニュース
ボッタスのレースエンジニア交代は、アウディのF1参戦に向けた取り組みの一環。本人とも計画を話し合ったと代表が明かす
ボッタスのレースエンジニア交代は、アウディのF1参戦に向けた取り組みの一環。本人とも計画を話し合ったと代表が明かす
AUTOSPORT web
PHEVには馴染めなかった? V8へ "リターン" の可能性 メルセデスAMG新型「CLE 63」に導入か
PHEVには馴染めなかった? V8へ "リターン" の可能性 メルセデスAMG新型「CLE 63」に導入か
AUTOCAR JAPAN
ロータスが持続可能なモビリティの未来を牽引する動画を公開。2038年までのカーボンニュートラル達成に向けた戦略とは
ロータスが持続可能なモビリティの未来を牽引する動画を公開。2038年までのカーボンニュートラル達成に向けた戦略とは
Auto Messe Web
【顧客の平均年齢43歳】 カリナンがシリーズIIへ進化 ロールス・ロイス製SUVが成し遂げた功績
【顧客の平均年齢43歳】 カリナンがシリーズIIへ進化 ロールス・ロイス製SUVが成し遂げた功績
AUTOCAR JAPAN
第9戦はキャシディが21番手から逆転優勝。第10戦はダ・コスタがポルシェに母国勝利をもたらす/フォーミュラE
第9戦はキャシディが21番手から逆転優勝。第10戦はダ・コスタがポルシェに母国勝利をもたらす/フォーミュラE
AUTOSPORT web
ポルシェ・ペンスキー、キャデラックの牙城を崩しIMSAラグナ・セカを制す。恐竜カラーの911がGTDプロ初優勝
ポルシェ・ペンスキー、キャデラックの牙城を崩しIMSAラグナ・セカを制す。恐竜カラーの911がGTDプロ初優勝
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村