開幕戦オーストラリアGPの走行初日を終えたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、フェラーリ優位を繰り返し主張していたメルセデスについて、その主張は”デタラメ”で、かなり手強いと認めた。
バルセロナでのオフシーズンテストを終えた時点では、一貫して速さを見せたフェラーリがシーズン序盤の優勝最有力候補だと考えられていた。
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メルセデスのドライバーや首脳陣も、フェラーリが優位に立っていると公にコメント。ルイス・ハミルトンは、メルセデスがフェラーリよりも1周0.5秒遅いと主張し、メルセデス不利の予想は嘘ではないと述べていた。
しかしいざフタを開けてみれば、オーストラリアGPの走行初日、2度のフリー走行をトップで終えたのはハミルトンだった。特にFP2では、フェラーリやレッドブルといったライバルたちに0.8秒以上の大差をつけたのだ。
初日の走行を終えたベッテルは、冗談交じりにメルセデスの主張は”デタラメ”だったと語り、メルセデスのパフォーマンスに驚いたと付け加えた。
「それはちょっとしたサプライズだった」
「僕は彼らが本当に速いと思っていたんだ。僕たちが今日、少し苦戦しただけなのか、他もそうなのかは分からない。でも実際問題として、彼らは抜きん出ていた」
「おそらく他のみんなが苦戦していて、僕たちはそれを変えることができると思う。でも確かに彼らはとても強そうだし、週末を前にしていた主張よりもかなり手強いと思う」
ベッテルと、彼の新しいチームメイトであるシャルル・ルクレールは、FP1ではハミルトンから0.1秒以内につけていたが、FP2ではベッテルが5番手、ルクレールは9番手と奮わなかった。
メルセデスと比べ、FP2で伸び悩んだ理由について訊かれると、ベッテルはこう答えた。
「僕たちにも理由が分からなくて、それを探しているんだ。もしそれが分かったら、僕たちに教えに、ガレージまで来てくれないかな?」
ベッテルは初日の走行はマシンが万全の状態ではなく、仮に自信を取り戻せたなら、かなりラップタイムを向上することができると信じている。
「テストの時のように、マシンが完全に自分のコントロール下にあるようには感じられなかった。色々なところで僕の好みに合っていなかったので、自信がなかったんだ」と、ベッテルは説明した。
「それはひどいと思うほどではないし、本当に良いところも色々あった。それに僕たちはここから改善していくことができる」
一方のルクレールは、FP1は非常にポジティブだったものの、FP2ではタイヤを機能させること、強い風に対処するのに苦労したと認めた。
それでも予選が行われる土曜日に向けて、パニックにはなっていないと彼は主張した。
「最終的に、僕たちは全力ではなかった。それは確かだ。予選で自分たちがどの位置にいるのか見てみよう」
「僕たちがパニックになっているか? いいや、まだなっていない」
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