2018年までKEIHIN REAL RACINGからスーパーGT GT500クラスに参戦していた小暮卓史が、3月16~17日に岡山国際サーキットで開催されるスーパーGT公式テストに、JLOCから参加することになった。
小暮は2005年にスーパーGTにデビューし、ホンダのエースのひとりとして長年活躍。2010年にはウイダーホンダレーシングでチャンピオンも獲得している。しかし2019年に向けてはホンダのGT500のシートを失っており、2月18日にニコニコ生放送で放映された『脇阪寿一のSUPER言いたい放題』でビデオメッセージを寄せた際には、「今のところ、現時点でレースをやる可能性は少ないのかな」と今季スーパーGT参戦が厳しいのではないかと自ら吐露していた。
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そんな小暮が急転直下、3月16~17日の公式テストに参加することになった。これは3月4日にGTアソシエイションが公開した公式テストのエントリーリストに小暮の名前が含まれていたもので、元嶋佑弥とともに88号車マネパ ランボルギーニ GT3をドライブすることになる。
小暮は2018年の鈴鹿10時間でもホンダNSX GT3をドライブしており、GT3カーについては経験済みではある。とは言え、ランボルギーニ・ウラカンGT3というマシンを小暮がドライブすることは新鮮なものになりそうだ。
関係者内でも驚きのテスト参加となる小暮だが、取材を進めるとこのままシート獲得になるのではという説もあった。JLOCのエースナンバーを背負うマネパ ランボルギーニ GT3は、2018年も予選で素晴らしい速さを披露していただけに、“小暮劇場”がひょっとすると今季GT300で観られるかもしれない。
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