2月23日(土)から行われてきたMotoGPカタールテストも遂に最終日が終了。開幕戦前の締めくくりとなるこの日、トップタイムを記録したのはモンスターエナジー・ヤマハのマーベリック・ビニャーレスだった。
ビニャーレスの記録したタイムは1分54秒208。2日目に自身が記録したタイム(1分54秒650)から約0.4秒縮めている。10周連続周回でもペースは良く、カタールGPに向け期待が持てるテストだったと言えそうだ。そして、2日目はに19番手と下位に沈んでいたバレンティーノ・ロッシだが、流石と言うべきか、4番手タイムまで持ち直している。
■ ヤマハは油断せず改善を続けるべし……ロッシからチームへ戒めの言葉
2番手にはトップから0.233秒差でルーキー、ファビオ・クアルタラロ(SRTヤマハ)が入った。レースをかき回す存在になるかもしれない。
レプソル・ホンダのマルク・マルケスは3番手タイム(1分54秒613)。ここまでタイムを詰めきれていない印象があったが、現チャンピオンが最後に上げてきた格好だ。チームメイトのホルヘ・ロレンソも最終日はタイムを上げ5番手に入った。なお、骨折により手術した左手首は未だ回復しきっていないとのことだ。
LCRホンダの中上貴晶は8番手タイム(1分54秒789)を記録。中上は転倒を喫していたが、その後、フィーリングの改善ができた、と語っている。チームメイトで先輩格のカル・クラッチローは17番手タイムだった。
昨シーズン最終戦バレンシアGPでの初表彰台から調子を上げているポル・エスパルガロ(KTM)が7番手タイム。トップとの差は0.562秒と上位陣に接近してきている。一方、気がかりなのはチームメイトのヨハン・ザルコだ。ザルコは最終日、ブービーの22番手タイムとなった。ヤマハからKTMのマシンの適応は容易ではないことを伺わせる結果で、今シーズンに向け不安の残るテストとなった。
ドゥカティ勢は上位に顔を出さずに終えている。ドゥカティ勢トップはファクトリーのダニーロ・ペトルッチが9番手。アンドレア・ドヴィツィオーゾは15番手タイムとなった。ただ、ドヴィツィオーゾは15周連続のレースシミュレーションを行っていたが、そのタイムは安定しておりアタックラップを行っていないだけ、とも考えられる内容だった。
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