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スポーツ 2019.2.14

F1新車”雑感”解説:レッドブル・ホンダRB15……巧妙に隠された、”鬼才”によるボディワーク

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 レッドブルが、ホンダとのパートナーシップによる第1号機となる新車RB15を公開した。

 まず目を引くのはそのカラーリングだ。濃紺をベースに、赤でレッドブルのロゴが入れられている。それだけではなく、各所に赤でストライプが入れられ、レッドブルのトレードマークである”紅牛”も、このストライプで表現されている。またベースとなる濃紺の部分も、光沢のある部分とマット調の部分があり、その形状を写真から読み解くのは実に難しい。

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 このカラーリングは一回限りの限定仕様となる模様で、その形状がわかりにくいよう、意図的に”カモフラージュ”しているのではないかと思われる。実際のカラーリングとなれば、よりマシンの細かい部分がわかりやすくなってくるはずだ。

 とはいえ、ここからでも見えてくる部分はある。

 まずマシン全体の形状は、昨年側のRB14を踏襲したキープコンセプト型だといえそうだ。ノーズ先端の形状などは、RB14と酷似。サスペンションのレイアウトも、良く似ているようだ。ただ、アッパーアームの前方、モノコック側の取り付け位置と、モノコックの角の位置関係はRB14とは少し異なっており、サスペンション自体が下げられたか、あるいはモノコック前端が持ち上げられたか……いずれかの変更が加えられたと思われる。

 コクピット横の空力パーツは、相変わらず複雑な形状を保っている。バージボードの横を、斜め後方に長く伸びている角状のウイングはひときわ目を引く。さらに、コクピット真横に飛び出した、飛行機の翼の様な2本のウイング(下の1枚はサイドポンツーンと一体化)は、RB14から引き継いだコンセプトだと言えるだろう。

 また、昨年のフェラーリが使用し、トロロッソやレッドブルが追従した、周囲にカバーを持つ形状のリヤビューミラーを、レッドブルは今年も採用してきた。ただ、昨年のフェラーリやトロロッソがミラーの周囲を覆う様にカバーを取り付けていたのに対し、このRB15は内側のみにカバーが存在。その意図は実に興味深い。ステーは2本である。

 その後方、サイドポッドは非常に小さく、他チームと比べても若干高い位置に設けられている様子だ。

 エンジンカウルも実に小型。現在のF1で最も小さいと言われるホンダ製PUの恩恵と言ってもいいだろう。それを如実に表しているのがリヤサスペンションのプルロッドの取り付け位置。昨年はサイドポンツーン後端ギリギリのところに取り付けられていたが、RB15ではフロアを盛り上げる様にして、取り付けている様に見える。またリヤタイヤ前方のフロアの面積が大きいところも、サイドポンツーンがコンパクトにまとまったことを示した一例といえよう。

 レッドブルが初めてホンダ製のパワーユニットを搭載するRB15。そのマシンがどんな走りを見せるのか……空力の鬼才エイドリアン・ニューウェイが率いるデザインチームが手がけたマシンであるだけに、その期待は高まるばかり。まずは来週からスタートする合同テストをチェックしたいところだ。

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