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スポーツ 2019.2.11

”グレーゾーン”は必要ない。ホンダ、F1エンジン規則の明確化を望む

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 ホンダは、F1のエンジンレギュレーションから”グレーゾーン”がなくなり、異なる解釈が生まれないよう、さらなる取り締まりを望んでいるようだ。

 F1にV6ターボエンジンにハイブリッドシステムを組み合わせたパワーユニットが導入されたのは2014年のこと。ホンダがF1に復帰したのはその翌年だった。

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 ホンダは開発アプローチにおいて根本的なミスを犯し、その回復に時間を費やした。だが、ホンダがF1におけるベンチマークであるメルセデスとフェラーリに追いつくのに苦労している理由の一部は、彼らがルールのグレーゾーンを悪用し、エンジンオイルを燃やしてパワーを高めていたからだと考えられている。

 ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は、新しいエンジン規則が導入された時のことについて、motorsport.comに次のように語った。

「誰もがグレーなエリアを利用することに熱心でした。特にフェラーリとメルセデスです」

「私たちは遅れて参入してきたので、知識と理解の観点で遅れていました」

「ホンダが考えているのは、そういったグレーゾーン全てを無くしたいということです。私たちは、グレーゾーンは望んでいません」

 FIAは、2017シーズンからエンジンオイルの不正燃焼に関して規制を段階的に強化。2019シーズンに向けても、予選中の悪用を防ぐため補助オイルタンクを空にしておくなど、さらなる規制が導入される予定だ。


 山本部長は、いくら「レギュレーションを作る人々がスペシャリスト」だからといって、詳細な設計プロセスに関する知識はないため、常にグレーゾーンが生まれ得ると認めている。

 一方で「しかしF1に関して言えば、FIAの内部には非常に多くのスペシャリストがいることを、私たちは知っています。そして彼らは、グレーゾーンがないような、もっと良いレギュレーションを作ることができると思います」と話し、さらなる規制強化に期待を寄せた。

 ただ、オイルの不正燃焼などのグレー領域の開発は、あくまでピークパフォーマンスを押し上げるためのもの。F1復帰の初期段階でつまづいたホンダにとっても、補足的な問題だった。

 しかしホンダは、2018シーズンを前に体制を大きく変更。田辺豊治氏をテクニカルディレクターとし、現場指揮に。浅木泰昭氏がホンダ技術研究所HRD Sakuraにおいて、パワーユニット開発の指揮を執るという体制としたことで、2018年に大きな飛躍を遂げた。

「私たちが進歩できた理由は、開発側から優秀な人材を選んでF1チームに連れてきたこと、そしてファクトリーの質を成熟させたことです」と、山本部長は述べた。

「最も大きいのは、過去に学んだことを確実に形にすることです」

「私たちは多くの試行錯誤をして、多くを学びました。そこから何ステップか前進することができ、そしてそれが次の年につながるのです」

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(motorsport.com 日本版 Scott Mitchell)

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