フェラーリは、昨年試した新しい排気コンセプトを、2019年に本格投入するつもりのようだ。
そのコンセプトとは、メインのエキゾーストパイプの上に、2本のウェイストゲートパイプを縦に並べるというものだ。昨年のドイツGPで、この排気システムがセバスチャン・ベッテルのマシンに取り付けられ話題を呼んだ。一方で、チームメイトのキミ・ライコネンはオリジナルバージョンの排気システムを継続使用していた。
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この排気システムは、メインプレーンの前縁が上向きに湾曲したリヤウイングと同時にテストされていたことから、排気をリヤウイングに当てて空力効果を高める”エキゾースト・ブローイング”を利用しているのではないかと考えられている。
一方で排気管を縦にレイアウトした方が、リヤのボディワークをタイトにできるため、単純に空気抵抗低減を狙っている可能性もある。
フェラーリのカスタマーチームであるハースは、2月7日(木)にタイトルスポンサーであるリッチ・エナジー社のイメージを反映した新カラーリングを発表した。
実際のイベントに登場したマシンは、昨年型のVF18に新カラーリングを施したマシンだった。だがチームが発表したレンダリング画像は、2019年マシンの特徴を反映しているようだ。
レンダリング画像では、明らかに排気管が縦に3つ並んでいる。もし15日(金)に発表されるフェラーリの新車にこの排気レイアウトが採用されていないとしたら驚きだ。
他のチームも、フェラーリが昨年行っていた実験には気づいたはず。パフォーマンス向上に効果があると考えたら、同じコンセプトをコピーするだろう。
特殊なエンジンモードの使用を禁止するなど、現在エキゾースト・ブローイングはレギュレーションで厳しく規制されている。しかし昨年は、ルノーが排気管を上に傾け、リヤウイングにガスを吹き付けられる機会を最大化しようとするなど、その効果が完全になくなった訳ではないようだ。
オーバーテイク促進を狙った2019年の空力レギュレーションによって失われたダウンフォースを取り戻すために、チームがこのアイデアを追求する可能性は十分あるだろう。
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