レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ダニエル・リカルドのチーム残留のためにやれることはすべてやったと考えている。
レッドブルとリカルドは、何週間にもわたって契約延長について議論を重ね、7月末のハンガリーGP終了後に新しい契約が締結されるのは確実だと思われていた。
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しかしサマーブレイクに入った直後、リカルドはルノーへの移籍を選択。ホーナーとレッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、リカルドの決断を知り、驚いたことを認めている。
「我々は契約延長を目指していたし、彼を引き留めるためにやれることはすべてやったと思う」と、ホーナーはmotorsport.comに語った。
「別れの時には定番だが、実際に彼は『原因は君たちじゃない、僕にあるんだ!』と言っていた。彼は本当に新しいチャレンジをしたかったんだと思う」
「それに私は、彼がマックス(フェルスタッペン)の進化に対する自分の価値についても懸念していたんだと思う。そして当時、彼はホンダについても確信がなかったのだろう。その後に、我々が話し合っていたことが実現し始めているのを、彼は目にしたのだ」
「誰もが常にプランBを持っているものだ。彼の決断が本気のものであり、それが彼の考え方なのだと我々が理解した後、ピエール・ガスリーを昇格させるという決断はとても簡単なことだったと思う」
またホーナーは、チームがフェルスタッペンを優遇していたわけではないと主張している。
「このチームのナンバー1ドライバーは、コース上で前を走っているドライバーだ。それがシンプルなルールだ」
「どちらかのドライバーをえこ贔屓するようなチーム運営はしていない。ダニエルもそのことを率直に認めてくれるだろう」
「モナコGP以降、初めてダニエルがマックスを予選で上回ったのはメキシコGPだった。マックスの予選パフォーマンスは素晴らしかった。それもダニエルが将来を見据えて決断を下す一因になったかもしれない」
ホーナーは、リカルドが信頼性問題によるフラストレーションに耐えてきたことを認めた。2018シーズン、リカルドがリタイアしたレースは実に8回。ポイントランキングでも6位に終わった。
「ダニエルにとって難しいシーズンだったと思う。彼はマックスの継続的な進化に対処しなければならなかったし、トラブルは両方のドライバーに起こったものの、レースではマックスではなく、リカルドに問題が発生する傾向があった」
「メキシコでは日曜日にダニエルのマシンのクラッチベアリングが故障したが、金曜日にはマックスにそれが起こっていた」
「ブラジルのフリー走行では、メキシコで発生した亀裂によりマックスのマシンにオイル漏れが発生したが、幸運にもマシンが止まることはなかった」
「それでも、2017シーズンはマックスが同じように多くの不運に見舞われていたのだ」
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