FIA国際自動車連盟は、F1アブダビGPが開催されていたヤス・マリーナで、2019年からスタートする予定のFIA F3用新型シャシーを公開した。ダラーラがデザインを担当したニューマシンはすでにシェイクダウンを終えており、1月中旬に参戦希望チームへ引き渡される。
新しいFIA F3は、FIAが進めているF3カテゴリーの再編のなかの中心となるクラスで、これまでのGP3シリーズとFIAヨーロピアンF3をひとつにするかたちを目指している。FIAではF1に続くカテゴリーとして、F1、F2、F3のピラミッドを形成する狙いがあるが、来季ヨーロピアンF3はDTMドイツツーリングカー選手権のサポートとして、今季同様のマシンが使われるレースを開催する予定だ。
マカオFIA F3ワールドカップ:赤旗中断の荒れたレースを制しダニエル・ティクトゥムが連覇を飾る
そんな新FIA F3マシンは11月22日、ヤス・マリーナで関係者向けに公開された。この車両は2019年から21年まで使用される予定で、ダラーラがデザインを担当。ライドハイトの感度を低くし、幅広いサスペンションセッティングに対応しており、オーバーテイクがしやすくなるように最適化されているという。また、新たなFIA F3 2019の安全基準に準拠。スチール製のドライバー頭部保護デバイス“ハロ”をコクピット上部に備えている。
このシャシーと組み合わされるのは、メカクローム製3.4リッター6気筒エンジンで、8000回転で380馬力を発生。可能な限りパフォーマンスとコストの妥協点を見つけるべく検討が重ねられているが、新たにDRSも装着している。タイヤサプライヤーはピレリだ。
「ここアブダビで、新しいFIA F3のマシンを公開でき嬉しく思う。F3をF1、F2と同じプラットフォームに乗せることは、FIAにとっての重要な目標だった」と語るのは、F1のディレクターを務めるチャーリー・ホワイティング。
「このマシンはよりパワフルで興奮するマシンだが、最新のシングルシーターに求められる安全性を備えている。F3は長く豊かな歴史をもつが、グランプリウイークの週末に定期的に開催されることにより、エキサイティングな新章が始まりはずだ」
すでにマシンはマニクールで10月にシェイクダウンテストが行われており、さらに続く2週間のテストで165周をこなしたという。今後の開発プログラムは、信頼性を高めるべく複数回のテストが行われ、2019年1月にチームに対して1台目のマシンが、さらに2~3台目は2月にデリバリーされるとしている。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
国民ブチギレ!? なぜ「13年」で”自動車税”高くなるのか 軽自動車は20%加算も!? 「やってらんない税」「税金安くしろよ」の声上がる 理不尽な重課措置の仕組みとは
出た~~!大型連休に大量出没「サンデードライバー」の困った行動とは 「周囲の怒り」食らわないために守るべき「運転時の当たり前」
[インプレッサWRX]を買うなら今!!! 2000年以降スポーツカーの生産が減った意外なワケ
「左足ブレーキ」は「アリ」?「ナシ」!? なぜ教習所では「右足ブレーキ」推奨? 割れる「見解」どちらが”正しい”のか
クラウン スポーツ vs GLA 180、走りと利便性を追求したラグジュアリーなハッチバック対決
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?