セルゲイ・シロトキンは、今季ウイリアムズからF1デビューを果たした。しかしウイリアムズは来季のドライバーとしてジョージ・ラッセルとロバート・クビサを起用することを決定。シロトキンはシートを失うこととなった。
シロトキンは、ロシアのSMPレーシングの支援を受け、今季のウイリアムズのシートを手にした。しかしSMPレーシングはウイリアムズについて、パフォーマンスが低く、さらに開発能力も低いと判断。ウイリアムズへのスポンサードを打ち切ることに決めたようだ。
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当のシロトキンは、この決断について先週の時点で知らされていたようだ。しかしウイリアムズから水曜日の夜に直接聞かされるまで、何かが変わることを望んでいたという。
「昨日の夜、僕はチームからそのことを知らされた。でも先週の時点で、いくつかの話し合いがあり、そしてSMPレーシングともミーティングを行ったんだ」
そうシロトキンは語った。
「物事がどのように進んでいるか、僕らは分析したんだ。そして、その会議が終わった後には、もう(ウイリアムズのプログラムに)参加しないということは、明白だったんだ」
「先週の時点で、今回のこと(F1シートを失うこと)が起きるのを、すでに知っていたんだ。だから自分自身の中で、準備するための時間があったんだ」
「でも、準備を整えることはできなかった。まだ、それが現実になったんだということを信じられない。僕にとっては辛い瞬間なんだ」
シロトキンは、ルーキーシーズンながらポイントを獲得している。しかし、ウイリアムズの低迷ぶりは著しく、コンストラクターズランキング最下位で2018年シーズンを終えることになりそうだ。
ウイリアムズに乗り続けることについての議論を続けることには”価値がない”と語ったシロトキン。しかしそれは、ウイリアムズの競争力についての予測とは、関係ないと語った。
「ひとつのことだけ言っているわけではない」
シロトキンはそう語った。
「お互いの上には常に、本当にたくさんのことがあるんだ。それが、僕らにこういう結論をもたらした」
「レーシングドライバーとしては、僕はそれ(チームの競争力が低いこと)については気にしなかった。僕が気にしていたのはただ、グリッドに残ることだけだ。マシンの戦闘力がどうであろうと、僕は自分にできる最高の仕事をするだけだ」
「僕は何かが変わり、シートを失うことにはならないことを期待していた。しかし何も変わらなかったし、シートを失うことになってしまった」
F1を去ることになったことに落胆していると認めるシロトキン。そして、1年限りでチームを離れることを「とても、とても悲しい」と語った。
「正直、僕らは良い仕事をしたと思う」
そうシロトキンは語る。
「どういう形で今シーズンを始めたのか、そしてそれにどう反応し、ひとつのまとまったチームとして行ってきたのかということについては、僕は満足している」
「こういう条件の中で、僕がどのようにパフォーマンスを発揮してきたのかということについても、僕は満足しているんだ」
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