ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、前戦マレーシアGPに続いて最終戦バレンシアGPでも転倒により優勝争いから脱落してしまった。彼によれば、今回の転倒はマレーシアGPの時のものとよく似ているが、まだその詳細はわかっていないという。
ロッシは決勝レースを16番手からスタートしたものの、レース前半に大きくポジションを上げた。赤旗中断後は3番手から再スタートを切ると、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)とアレックス・リンス(スズキ)と優勝争いを演じていた。
■ドヴィツィオーゾ「新品タイヤを残しておいたことが勝利に繋がった」/MotoGPバレンシアGP
リンスをパスして2番手に浮上したロッシだったが、レースが終盤に向かう中で彼はドヴィツィオーゾについていくことができなかった。そして残り周回が5周となったところで、ロッシは転倒を喫してしまった。
今年は一度も優勝を挙げることなくシーズンを終えたロッシ。彼が優勝を争えるポジションを走りながらクラッシュに終わったのは、前戦マレーシアGPに続いてこれが2度目だ。
レース後、ロッシは「最悪の気分だ。とてもひどい」と話した。
「残念なことに、今年は優勝できなかった。だけどラストの2レースは、ドライでもウエットでも優勝に近づいた。これは事実だ」
「非常に残念だ。僕たちは優勝したかったのでとても心苦しく思う。僕だけではなく、このチームも、ヤマハも優勝が欲しかった。なぜならザクセンリンクでは獲れなかったからだ」
ロッシは、ミスをした結果クラッシュしてしまったと認めた。しかし彼によれば、チームはどのようにしてあのクラッシュが起きたのかを完全には理解できていないという。
「僕はミスをした。真剣にデータを見たけれど、僕たちは何が起きたのかをよく理解できていない。マレーシアの時とよく似ているのは事実だ。スロットルを開けた時に、リヤ(のコントロール)を失った」
「ラスト数周はタイヤのデグラデーションがひどかったので、よりタイヤには注意を払わなければならなかった」
「こうなるとは予想していなかった。とても残念に思うけれど、いずれにせよ良い日曜日だったし、良いレースだった。シーズン終盤の2レースは競争力を発揮できた。結果は出なかったけれど、優勝を争うことはできた。素晴らしい気持ちだ」
「優勝を争うというのは、とてもポジティブなことだ」
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