来季からスーパーフォーミュラに導入されるSF19にHALOが装着されるが、鈴鹿開発テストに参加したドライバーからは意外な反応が返ってきた。
今回の鈴鹿テストでは#11 ホンダ開発車両は野尻智紀と松下信治が担当、#00 トヨタ開発車両は大嶋和也と1日目の午後のみ小林可夢偉がテストを担当した。
SF19鈴鹿開発テスト2日目:松下信治が1分36秒台前半を記録
4人ともHALOを装着したマシンで走行するのは初めてだったが、視認性に関しては特に問題ないとのこと。ただ、小林は「HALOは西日には良かったです」と開口一番。その印象をこのように語った。
「デグナーひとつ目にいく前に、少し背伸びをすると、ちょうどいい感じでHALOが日差しを抑えてくれます。クルマのサンバイザーみたいな感じですね。乗り降りが面倒くさい部分はありますが、それ以外は視認性も含めて問題ないです」
同じトヨタ開発車両をドライブした大嶋は担当した2日目午後は曇り空となり、「今日(2日目)は雲が多くて西日はキツくなかったので、実際にどうかは分かりませんが、視界的には問題ないです」と話した。
ホンダ開発車両を担当した野尻と松下も、全く同じ意見だった。
「(視認性とかは)特に問題はなかったですが、逆にHALOがなかったら、西日が結構まぶしいなと感じました。ちょっと顔の位置をずらせばちょうど太陽が隠れてくれるので、これはこれでいいなと思いました」(野尻)
「視界に関しては全然気になりません。むしろサンバイザーみたいな役割をしてくれて良かったです。特に鈴鹿はデグナーに入っていくところの西日がまぶしいのですが、今回はあまり気にならなかったです」(松下)
もちろん、HALOは頭部を保護する安全装置であり、ドライバーの安全を守ることが一番の役割ではある。だが、鈴鹿サーキットは特に夕方に近い時間帯はデグナー付近が西日で眩しくなるという話は有名で、時よりクリッピングポイントが見えなくなってしまうこともあるという。しかし、来季から導入されるHALOが、意外な形で役に立ちそうだ。
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