現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > スーパーGT最終戦ポイント早見表:GT300はARTA優勢!? もてぎが得意なライバルが波乱を呼ぶか

ここから本文です

スーパーGT最終戦ポイント早見表:GT300はARTA優勢!? もてぎが得意なライバルが波乱を呼ぶか

掲載 更新
スーパーGT最終戦ポイント早見表:GT300はARTA優勢!? もてぎが得意なライバルが波乱を呼ぶか

 10月21日、スーパーGTの2018年シーズンは第7戦オートポリスを終え、いよいよ11月10~11日に栃木県のツインリンクもてぎで開催される第8戦を残すのみとなった。今季最終戦を前に、GT300クラスのチャンピオン争いの状況と条件をチェックしておこう。

 今季のGT300は、開幕戦でUPGARAGE 86 MCが優勝したものの、第2戦富士では高木真一/ショーン・ウォーキンショー組ARTA BMW M6 GT3が優勝。第5戦でも圧倒的な強さをみせ、年間2戦ある富士スピードウェイで46ポイントを荒稼ぎ。第1戦の5位、第7戦での4位なども合わせて、60ポイントを獲得している。

スーパーGT:王座は山本&バトン、平川&キャシディの実質一騎打ち。第8戦もてぎエントリー

 それに続くのが、これまで表彰台こそないものの、安定して上位フィニッシュを続け、今季全戦でポイントを獲得し48ポイントを積み重ねている黒澤治樹/蒲生尚弥組LEON CVSTOS AMG。そして優勝こそないが、三度の表彰台フィニッシュで46ポイントを獲得した嵯峨宏紀/平手晃平組TOYOTA PRIUS apr GTが3位だ。

 4位は2017年チャンピオンで、45ポイントの谷口信輝/片岡龍也組グッドスマイル 初音ミク AMG、5位は第7戦を制し44ポイントの新田守男/中山雄一組K-tunes RC F GT3。6位で42ポイントを獲得している平中克幸/安田裕信組GAINER TANAX GT-Rまでがチャンピオンの権利を残している。ちなみに、ランキングトップ6中4台がブリヂストン装着車だ。

 ただ、第7戦の終了後、「チャンピオン争い踏みとどまりましたね」とランキング上位のエンジニアに話を振っても「だいぶ厳しいですけどね」、「いや~無理でしょう」と返ってくる言葉はかなり悲観的。LEON CVSTOS AMG、TOYOTA PRIUS apr GTで2位以上、それ以下では優勝か、ポールポジションを獲得しての2位以上が、さらにARTA BMW M6 GT3が無得点……というような状況が求められるからだ。

 さらに悲観的する理由としては、ARTA BMW M6 GT3とブリヂストンの組み合わせが、もてぎではかなり強力なパッケージだと予想されていること。また、もてぎを得意とするのはTOYOTA PRIUS apr GTも同様で、ライバルたちからはこの2台が優勢では……と予想する声も。ちなみにレクサスRC F GT3は、基本的にストップ&ゴーはあまり得意ではない。

 もちろんタイトル争いを展開する6台のほかにももてぎを得意とするマシンがいる。タイトル争いの渦中のチームからすると“ジャマ”な存在だが、昨年優勝も夢ではなかったD'station Porscheや、同じポルシェのGULF NAC PORSCHE 911、さらにHOPPY 86 MCやHitotsuyama Audi R8 LMSなど、ここ数年のもてぎで実績を残しているマシンたちはやっかいな存在になるだろう。彼らも当然、今季を勝って終わりたい。もしレース中にタイトル争いに絡むマシンたちとの間で無理なオーバーテイクが生まれれば、波乱を呼ぶ可能性もある。

 さまざまな思惑が渦巻くなか迎える最終戦。今季の栄冠を手にするのは誰になるだろうか……!?

関連タグ

こんな記事も読まれています

「格安観光地」に成り下がった日本! 観光公害の深刻化で「宿泊税」検討も、もはや混雑“ディズニーランド並み”の現実
「格安観光地」に成り下がった日本! 観光公害の深刻化で「宿泊税」検討も、もはや混雑“ディズニーランド並み”の現実
Merkmal
BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化
BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化
レスポンス
マツダ 新型EV2車種を北京モーターショー2024で初公開 今年度中に市場投入も 「EZ-6」/「アラタ」
マツダ 新型EV2車種を北京モーターショー2024で初公開 今年度中に市場投入も 「EZ-6」/「アラタ」
AUTOCAR JAPAN
トヨタEVの新型車「bZ3C」/「bZ3X」 北京モーターショー2024で世界初公開 知能化/電動化/多様化
トヨタEVの新型車「bZ3C」/「bZ3X」 北京モーターショー2024で世界初公開 知能化/電動化/多様化
AUTOCAR JAPAN
”日本とちょっと異なる動き” ホンダ「e:NP2」/「e:NS2」 北京モーターショー2024でEV発表
”日本とちょっと異なる動き” ホンダ「e:NP2」/「e:NS2」 北京モーターショー2024でEV発表
AUTOCAR JAPAN
邪道とされた4シーターモデルが人気爆発!! ロータスに異端児「エラン+2」って知っている?
邪道とされた4シーターモデルが人気爆発!! ロータスに異端児「エラン+2」って知っている?
ベストカーWeb
まわりを巻き込む可能性もあるからヤメてくれ! 元教習所教官が語る「よく見かける」危険運転3つ
まわりを巻き込む可能性もあるからヤメてくれ! 元教習所教官が語る「よく見かける」危険運転3つ
WEB CARTOP
日産、バイドゥと協業 生成AIを用いた新機能を共同開発
日産、バイドゥと協業 生成AIを用いた新機能を共同開発
日刊自動車新聞
MotoGP、来シーズンからロゴを刷新へ。11月に新バージョンをお披露目予定
MotoGP、来シーズンからロゴを刷新へ。11月に新バージョンをお披露目予定
motorsport.com 日本版
RAYS FAN MEETING2024は圧巻の800台エントリー! 新製品も続々と注目のホイールデザインを初展示
RAYS FAN MEETING2024は圧巻の800台エントリー! 新製品も続々と注目のホイールデザインを初展示
レスポンス
ランドローバー、レンジローバー2025モデルの概要を発表
ランドローバー、レンジローバー2025モデルの概要を発表
月刊自家用車WEB
F1コミッション、ポイントシステム変更についての決定を延期。今季スペインGPでの新リヤカメラ導入では合意
F1コミッション、ポイントシステム変更についての決定を延期。今季スペインGPでの新リヤカメラ導入では合意
AUTOSPORT web
ラリー仕様の初代アルピーヌA110を手懐けてみた 求められるは「勇敢さ」 歴史アーカイブ
ラリー仕様の初代アルピーヌA110を手懐けてみた 求められるは「勇敢さ」 歴史アーカイブ
AUTOCAR JAPAN
【MotoGP】ヤマハ、カル・クラッチローによる3回のワイルドカード参戦を発表。イタリア、イギリス、サンマリノを予定
【MotoGP】ヤマハ、カル・クラッチローによる3回のワイルドカード参戦を発表。イタリア、イギリス、サンマリノを予定
motorsport.com 日本版
ホンダ「新型ミニバン」! 斬新「対面シート」&窓なしテールの「次期型オデッセイ」!? “超開放空間”実現の「スペースハブ」実現性は?
ホンダ「新型ミニバン」! 斬新「対面シート」&窓なしテールの「次期型オデッセイ」!? “超開放空間”実現の「スペースハブ」実現性は?
くるまのニュース
ランボルギーニのSUV『ウルス』に800馬力のPHEV登場…北京モーターショー2024
ランボルギーニのSUV『ウルス』に800馬力のPHEV登場…北京モーターショー2024
レスポンス
タフでおしゃれなアウトドア派クロスオーバー スマート「#5」初公開 年内市販化予定
タフでおしゃれなアウトドア派クロスオーバー スマート「#5」初公開 年内市販化予定
AUTOCAR JAPAN
もしや新型CX-5か!?  パキパキボディがイイね!!  しかもディーゼル廃止で全車電動化か!?【北京ショー】
もしや新型CX-5か!?  パキパキボディがイイね!!  しかもディーゼル廃止で全車電動化か!?【北京ショー】
ベストカーWeb

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村