FIA世界耐久選手権(WEC)第4戦富士6時間レースの土曜走行開始を前に、EoT(技術均衡値)が改訂され、LMP1クラスのプライベーターのパフォーマンスが底上げされることになった。
今週末を前に、トヨタの圧倒的なアドバンテージを埋めるため、トヨタTS050 HYBRIDの車両最低重量が26kg引き上げられた。しかし12日(金)に行われた2度のフリー走行においても、トヨタがプライベーターたちに対して1秒あまりの差をつけていた。
WEC富士:FP3は30分延長されて実施、トヨタ7号車がトップタイム
これを受けて土曜日の走行開始前に新たなEoTが発表された。最新の変更ではトヨタの参戦条件に変更はないものの、レベリオンやSMPレーシング、ドラゴンスピード、バイコレスに影響が及ぶ。
自然吸気のギブソン製エンジンを使用するレベリオンとドラゴンスピードは、1周あたりに使えるエネルギー量が1.5MJ増やされることになった。ターボエンジンを使用するSMPレーシングとバイコレスも同じく、1周あたり1.4MJ多くエネルギーを使用できるようになる。
さらに自然吸気エンジンを使用するチームは1スティントにつき燃料を1.1kg、ターボエンジンを使用するチームは1kg多く積むことも可能となった。これらの変更で、プライベーターたちはより積極的にエネルギーを使えるようになる。
ただ、こういったEoTの変更にも関わらず、予選前の土曜フリー走行もトヨタがワンツー。トヨタの7号車は、3番手となったSMPレーシングの17号車に対して1.086秒差をつけている。
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