メルセデスF1チームが2017年に費やした予算額が明らかになった。その額なんと3億970万ポンド。日本円で約458億円となっており、この中にはブリックスワースで行われているパワーユニット開発費用は含まれていないというから驚きだ。
2017年はF1に新しい空力規則が導入された年であり、その研究開発のため、2016年よりも4590万ポンド(約68億円)多く予算が費やされた。
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ワールドチャンピオンという立場を維持するために、どれほど多くの予算が投じられているのかを物語る数字だが、親会社であるダイムラーが直接支払った額は約6000万ポンド(約89億円)に過ぎないという。
F1の賞金やスポンサーシップ、ダイムラーからのマーケティング費用を含めた総収入は3億3720万ポンド(約492億円)と、約64億円増加しており、為替差益もその増加に寄与したようだ。メルセデスは、2012年と比べ収益が194%に増加したとしている。
ダイムラーによるマーケティング費用は、2016年と2017年の合計で9080万ポンド(約134億円)となっている。各年でいくらかという公式データはないものの、2016年は3000万ポンド(約44億円)、2017年は6000万ポンドという割合になっていると考えられる。つまりダイムラーは、追加の開発費用として3000万ポンドを支払ったとみられているのだ。
2016年、チームは一時的な納税により380万ポンド(約5億6千万円)の損失を計上したものの、2017年は1330万ポンド(約20億円)の利益をあげた。この数字はエンジン供給によって得た資金を含め、1990万ポンド(約29億円)をダイムラーに返済した上でのものだ。
2017年のブラックリーにある拠点の人員数は平均912人で、前年の849人から増加。賃金上昇分は390万ポンド(約5億7700万円)となっている。
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