来季トロロッソ・ホンダのドライバーとして、F1に戻ってくることが発表されたダニール・クビアト。レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコによれば、クビアトはダニエル・リカルドの離脱が発表される前の段階から、チーム復帰に向けてアプローチしていたようだ。
夏休みに入った直後にリカルドがルノーへの移籍を電撃発表。空いたシートにピエール・ガスリーがトロロッソから昇格することが決まり、今度はトロロッソのシートに空きが生じた。そしてロシアGP中にクビアトのトロロッソ加入が発表された。
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マルコは、クビアトがフェラーリで開発兼シミュレータードライバーとなってからも、彼と連絡を取り合っていたのだという。
「私と彼は連絡を取っていた」と、マルコはmotorsport.comに語った。
「彼はリカルドの動きについて、発表前に知らされていた。彼はリカルドよりも先に電話をかけてきたんだ。だが、我々はその前から連絡を取っていた」
「彼はよりハングリーになっているし、F1でシートを得るのがどれだけ難しいことか目の当たりにしている。今回、彼は全てを新しく始めることができるし、多くのチャンスが待っている」
マルコはなぜクビアトが2017年に苦戦したかについても、理解できているという。
「我々は昨年彼がドライブしているときのことを知っているが、それは(負の)スパイラルだった。しかし私が言ったように、私たちは連絡を取り合ってきた。彼は私に、なぜそれが起きていたのかを伝えた。彼をめぐる環境ははるかに良くなっている」
また、マルコはクビアトがフェラーリで多くのことを学んだと考えている。さらに来年はレッドブルとトロロッソのエンジンサプライヤーがホンダに一本化されることで協力関係が強化されるだろう。その中でクビアトが大きなインパクトを残せるかもしれないと、マルコは主張した。
「(フェラーリでの役割によって)彼はF1についてより広い視野を得た。素晴らしい勉強になっただろう」
「私は自信がある。ホンダのエンジンと、レッドブル・レーシングのシャシーの影響が半分でもあれば、多くの人々を驚かせるような結果が出せるかもしれない」
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