インディカー第14戦ポコノで大クラッシュを喫し、数回の手術を終えたシュミット・ピーターソン・モータースポーツのロバート・ウィケンスは、術後初めてSNSに動画を投稿し、近況を報告した。
ポコノで大きなクラッシュを喫したウィケンスは、数回の外科手術を終えて自発呼吸を取り戻していた。ウィケンスの家族は、彼には脊椎の骨折や肺挫傷、脊髄損傷などのダメージがあったことを公表した。
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ポコノ以降のレースではカルロス・ムニョスがウィケンスの代役を務めてきたが、シュミット・ピーターソン・モータースポーツの共同オーナーであるサム・シュミットは、「カーナンバー6のシートは、ウィケンスの復帰を待っている」と話していた。
インディカー最終戦ソノマの開催前にSNSで公開されたショートムービーでは、リハビリベッドの上にいるウィケンスから、彼の近況が明かされた。
「皆さんに取り急ぎの報告をするのに、僕には本当に時間が必要だった。僕が(これ以前に)ソーシャルメディアに投稿を行ってから長いこと経ってしまったけれど、皆さんからのすべての温かく前向きな言葉は、僕や僕の家族にとって素晴らしいものだった」
「できる限り早く100%復帰しようと思って、今はリハビリベッドにいる。だけど僕の将来がどうなるのかはわからない。回復まではとても長い道のりになりそうだ」
「僕に言えることは、可能な限り早くマシンに戻れると確信するためにも、できる限りハードワークをして、できる限りトレーニングをすると皆さんに約束する、ということだ」
「今のところ、これが僕に言えることのすべてだ。今週末のソノマでは全員に頑張ってほしい。僕はテレビでレースを見るよ」
昨年までDTM(ドイツツーリングカー選手権)に参戦していたウィケンスは、今年がインディカーフル参戦の初年度で、先日インディカーのルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞していた。
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