F1第14戦イタリアGPのフリー走行3回目が行われ、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
FP3開始時刻のモンツァには雨は落ちていなかったものの、付近には黒い雲も浮かび気温17度、路面温度26度というコンディション。路面にはところどころウエットパッチがある中での走行開始となった。
FP2で大クラッシュのエリクソン、シャシーを交換しFP3以降も出走へ。FIAのメディカルチェックも通過/F1イタリアGP
FP2で大クラッシュを喫し、シャシーを交換したマーカス・エリクソン(ザウバー)を含め、各車がインスタレーションラップを行った。シャルル・ルクレールは、チームメイトの大クラッシュの原因となったDRSの作動を確認する場面もあった。
セッション開始15分を経過して、タイムを残したのはマクラーレンの2台とペナルティとパワーユニット交換でグリッド後方からのスタートが決まっているニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)のみだった。
トップチームが動き出したのは、20分が経過する頃。スーパーソフトタイヤを装着したキミ・ライコネン(フェラーリ)が1分21秒484をマークした。メルセデスのルイス・ハミルトンはライコネンには0.2秒届かなかった。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は1コーナーで左フロントタイヤをロックさせてしまい、3番手でピットに戻った。
セッション折り返しが迫る頃には、中団チームも予選シミュレーションを開始。オーダーが目まぐるしく入れ替わっていった。その中で、ヒュルケンベルグにはDRSのフラップが開いたまま戻らなくなるトラブルが発生し、ピットに戻った。
残り時間20分となるとフェラーリ勢がこのセッション2セット目のスーパーソフトタイヤを投入。ベッテルが1分21秒035でトップ、ライコネンも0.087秒差の2番手とした。さらに続くアタックでベッテルは1分20秒509までタイムアップ。ハミルトンと0.883秒のギャップを開いた。
これを見てか、残り10分を前にメルセデスも2セット目のスーパーソフトタイヤを投入。ハミルトンはライコネンを上回ることができたものの、2度のアタックでもベッテルにはわずか0.081秒届かなかった。
結局、ベッテルがトップのままセッション終了。予選では2番手ハミルトンとのポールポジション争いが白熱しそうだ。
4番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)は、3番手ライコネンと0.4秒差、ベッテルとは0.6秒差となった。
レッドブルはマックス・フェルスタッペンが5番手。ペナルティがあるダニエル・リカルドは予選アタックを行わなかったようで、8番手となった。
ハースのケビン・マグヌッセンが6番手、レーシングポイント・フォースインディアのエステバン・オコンが7番手に食い込んでいる。
中団争いも熾烈。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーがうまくタイムをまとめ12番手となっている一方で、ブレンドン・ハートレーが20番手となっているなど、ワンミスが命取りになる予選となりそうだ。
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