週末を通して不安定な天候に悩まされているMotoGP第12戦イギリスGP。午後から雨が降る予報となっているため、MotoGPクラスのレース開催を現地時間11時半(日本時間19時半)に前倒しし、Moto2、Moto3クラスよりも先にレースを行うこととなった。
また、これに合わせてウォームアップ走行も予定より30分早められ、MotoGPクラスがまず現地時間9時から走行を行う予定に変更された。
MotoGPイギリス:雨で大波乱の予選はロレンソPP。ドゥカティが1-2
決勝日のシルバーストンは、1日を通じて雨の確率が高い予報となっているが、現地時間13時ごろが最も雨の確率が高いと予想されている。
予選日は、MotoGPクラスのFP4途中から、ゲリラ豪雨のような雨に見舞われ、7コーナー(ストウ)で多重クラッシュが発生。転倒しグラベルにいたティト・ラバト(アビンティア)に、他のライダーのバイクが激突する事故も発生。ラバトは右脚に3カ所の骨折を負ってしまったようで、ヘリで病院に搬送された。
予選後、複数のライダーがFP4と同じような安全条件ではレースすることはできないと意見を表明していた。
シルバーストンは今年になって路面が再舗装をされたが、4輪のレースが行われることもあってか、路面のアンジュレーション(起伏)が激しくなっている。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)はこのせいで、予期せぬ場所に水溜りができてしまうと話した。
「僕はレースを愛しているからこんなことは言いたくないが、FP4のような状況ならレースはできないだろう。予報ではもっと雨が降るようだ。(FP4では)アクアプレーニングがひどかった」
「問題はバンプだ。水がその中に溜まって、予期しないところでアクアプレーニングが起きるんだ。路面の水の量が一定じゃないからね。バンプがあるところに水が溜まってしまっている」
バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)を含む他のライダーたちも、新しい路面が適切に排水できていないことが、問題を引き起こしていると示唆。地元のカル・クラッチロー(LCRホンダ)は、月曜日までのレース延期、または中止を進言していた。
「今日の降雨量は1mmという予報だったが、明日(日曜日)は15、16mmの予想となっている。大惨事になる可能性があるので、月曜日にレースをするか、(次戦サンマリノGP)ミサノで会おう」
「正直に言って、7コーナーのようなところでバイクに乗ることなんてできないと思う」
3番手スタートのヨハン・ザルコ(テック3ヤマハ)も、スケジュール変更だけでは対策が不十分であり、朝から雨が降っていた場合、レースを行うことは不可能だと警告した。
MotoGP側は、サーキットの排水力を強化しようと、夜を徹して排水溝の清掃作業などを進めている。
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