メルセデスと、彼らの燃料/潤滑油パートナーであるペトロナスは、F1以外のカテゴリーにおいて協力できる可能性があるか、議論を進めているようだ。
2010年、メルセデスがブラウンGPを買収しF1に復帰した時から、ペトロナスとの提携がスタート。2014年に現行の”パワーユニット”規則が導入されて以来、ペトロナスは技術的な関与を深めてきた。
WEC、2024年のル・マンから『燃料電池クラス』の導入を計画
そんな中、市販車同様モータースポーツにも確実に脱化石燃料の流れが押し寄せており、世界耐久選手権(WEC)では今後、水素燃料電池車のカテゴリーが設けられる予定となっている。メルセデスも、2019年から電動シングルシーターで争われるフォーミュラEに参戦することが決まっている。
ペトロナス・ルブリカンツ(潤滑油)・インターナショナルCEOのジョゼッペ・ディアリゴは、同社とメルセデスは代替燃料のプロジェクトに共に取り組む可能性を検討しているとmotorsport.comに話した。
「我々は今、メルセデスと議論をしている。メルセデスだけではないがね。F1のレーストラックを飛び越えて、両社をより良く表現する方法を求めるためだ」
「様々なレースがあり、我々が活動できるスペースも様々だ。我々は、我々に提供できる技術的なソリューションに注目している」
「そういった場所で、我々がそこで使われているエネルギーにどう関わっていけるか、そしてそれをどの様に日常の生活に活用できるかを検討している」
「我々は多くのOEMと話をしている。商用車や乗用車、農業車で使われるハイブリッド技術に役立つ、バッテリーパックの電解液やその他の機能性液体について、すでにそれらと協働をしている」
ディアリゴは、その様な技術が短期的に持続可能なものになると考えるのは非現実的だと述べた。しかしペトロナスは、新しいプロジェクトに多大なリソースを投入する準備をしているようだ。
「先を見据えて、将来的により良い方法を見つけることが出来ればいいと思っている」と彼は語った。
「汚染もなく環境への影響が少ない、または全くない方法だ。それはみんなにとって素晴らしいことだし、我々はその移行をサポートしている」
「ハイブリッドへの移行が進んでいるが、将来的には持続可能で機動力に問題のない、電気自動車のソリューションが実現する可能性がある」
「我々はそれを達成するため、ベストな移行方法を見つけるというチャレンジをしなければならない企業だ」
「今後数年間、我々は予算の35%を(CO2)排出削減プロジェクトに投入することを約束している」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?