ツインリンクもてぎで開催された全日本ロードレース選手権の第6戦JSB1000決勝レース。2番手からスタートした中須賀克行(YAMAHA FACTORY RACING TEAM)が先月の鈴鹿8耐で負った怪我を乗り越え、見事な逆転勝利で今季7勝目を飾った。
今年は2レース制で開催されることが多いJSB1000だが、今回のもてぎ大会は日曜日の1レースのみ。ドライコンディションの中、23周勝負の決勝レースが始まった。
スタートではポールポジションの野左根航汰(YAMAHA FACTORY RACING TEAM #5)がトップで1コーナーを通過するが、5コーナーまで上位は混戦模様となり、高橋巧(Team HRC)がトップに浮上。オープニングラップを制した。
一方、2番手スタートの中須賀は一時5番手まで後退したが、2周目には2番手に浮上し、トップの高橋を追いかけた。また野左根も1周目は4番手に後退したが3周目に津田拓也(ヨシムラ スズキMOTUL)を抜いて3番手に浮上。瞬く間に、高橋、中須賀、野左根の三つ巴バトルに突入した。
レース中盤にかけては3台とも様子を見るような形だったが、後半になると、まず勝負をしかけたのは野左根だった。14周目に中須賀をパスすると、その翌周に高橋も抜いてトップに浮上。一気にペースをあげ始める。それに反応して中須賀も2番手に浮上すると、S字コーナーで野左根をパスしトップに立った。
しかし今季初優勝を得意のもてぎで決めたい野左根が、ヘアピンからダウンヒルストレートで逆転。一瞬前に出るも、中須賀が再び抜き返しトップを死守した。
そこから中須賀はチェッカーに向けラストスパート。野左根のペースが1分50秒台に落ちたのに対し、中須賀は1分49秒台をキープ。最終的に2.3秒差をつけて今季7勝目を飾った。2位には野左根、3位には高橋という結果になった。
レース後も、怪我をしている肩をいたわるような仕草をみせていた中須賀だが、表彰式では満面の笑みをみせていた。
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