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スポーツ 2018.8.6

圧巻の富士スピードウェイ3連勝。ARTA高木真一「タイでの不運を乗り越えて、チームが一丸に」|スーパーGT第5戦富士GT500マイル

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 富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第5戦、富士GT500マイルレース。GT300クラスを制した#55 ARTA BMW M6 GT3の高木真一とショーン・ウォーキンショーがレースを振り返り、前戦タイでの不運を乗り越えて得た、富士スピードウェイでの3連勝を喜んだ。

 第4戦タイでは、終盤まで2番手を走行しながら、タイヤがスローパンクチャーに見舞われ緊急ピットインした#55 ARTA BMW M6 GT3。11位でフィニッシュと、ポイントを逃していた。

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 しかし昨年の第5戦、今年の第2戦と連勝中の富士では、予選2番手から首位を独走。2位以下を周回遅れにする圧勝で、シーズン最長レースを制した。

 レースを振り返ったウォーキンショーは、終始安定して走れる、最高のマシンだったとチームの仕事とブリヂストンタイヤを称賛した。

「本当に最高の気分だ。タイでは不運だったので、流れを取り戻したいと思っていた。高木さんからトップでマシンを引き継いで、できるだけギャップを広げるのが僕の役目だった」

「最初に履いたのはハードタイヤだったけど、スティントの間ずっと安定して走れて、ギャップを広げることができた。次のスティントではミディアムタイヤを選んだけど、その頃には路面温度も下がってきて、本当にタイヤとマシンの相性が素晴らしかった。最後までペースが落ちない、最高のマシンだった」

 高木は、今回の優勝でGT300クラス通算最多勝記録を更新する20勝目。タイでハンディウエイトを積まなかったことも、狙い通りの富士勝利に貢献したと語った。

「ショーンの言う通り、タイでは2番手を走っていた時に不運にもタイヤがスローパンクチャーになってしまいました。タイでウエイトで積まなかった分、一番得意としている富士でのレースで、こういう結果が出たんだと思います。あれがあったからこそ、チームが一丸となって臨めました」

「ここで最低でもしっかり表彰台に上がらないと、チャンピオン争いから外れてしまうという思いがありました」

「今回、僕たちはブレーキへの負担がすごく大きくて、スティントを追うごとに(ブレーキペダルが)深くなっていったり、いろいろな問題が出てきていました」

「ウエイトの問題でクルマが全然止まらなくなってしまうといったことを考えると、(タイで2位になっていたら)優勝というのは難しかったかもしれません」

「本当はタイは5位か6位くらいに抑えておこうと思っていました。たまたま調子が良くてあの位置を走れていただけで、ポイントが欲しかったのは間違いないですが、それよりも富士の方を重点的に考えてはいました」

 今回、25ポイントを稼いだことで、#55 ARTA BMW M6 GT3のハンディウエイトはリミットいっぱいの100kgに到達。ランキング2位の#31 TOYOTA PRIUS apr GTとは6ポイント差のポイントリーダーに浮上している。

 次戦は、BMW M6 GT3では一度もポイントを獲れていないSUGO戦。ふたりは、ウエイトが軽くなるラスト2戦に照準を向けながら次戦を戦っていくと意気込んだ。

「ここでリードをすることができて本当に嬉しく思っている。次のSUGOは僕たちのマシンとそれほど相性は良くないけど、ポイントを獲得できるようにベストを尽くしたい。その後の2レースは、マシン的にも非常に強く、良い結果が出せると思う」(ウォーキンショー)

「あまり相性が良くないSUGOでは完走を狙って、得意なオートポリスともてぎに照準を合わせていきたいと思います。ショーンも2年目で各サーキットを熟知してます。僕ももうおじさんになったので、彼にいっぱい走ってもらって結果を出していきたいです」(高木)

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(motorsport.com 日本版 松本和己)

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