フェラーリの育成ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィは、インシーズンテストで良い結果を残しても、それが来年のシート獲得に繋がるわけではないと述べた。
ハンガロリンクで行われたインシーズンテストに参加したジョビナッツィは、テスト初日にフェラーリのマシンをドライブし、2日目はザウバーのマシンに乗った。
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彼が初日に計測したタイムは、2日目にテストを担当したキミ・ライコネン(フェラーリ)よりも0.001秒速く、非公式ながらもコースレコードを上回るタイムだった。
来年のF1シート獲得に関して、テストでのパフォーマンスにはどれくらい満足できたかとmotorsport.comが尋ねたところ、ジョビナッツィは「僕は本当に満足している」と答えた。
「火曜日はフェラーリで良い1日を過ごすことができ、水曜日にはザウバーで同じような経験をした。だけど、僕が良い仕事をしたからといって、それが来年のシート獲得を保証するわけではない」
「あらゆることが変わっていく。僕がやるべきことは自分のベストを尽くすことだ。何かが起こるのか、そうでないのか、そのうちわかるだろう」
彼はシャルル・ルクレール(ザウバー)に代わってハンガリーGPのFP1に出走し、18番手でセッションを終えた。今シーズン、ジョビナッツィはあと4回FP1を走ることになっている。
ジョビナッツィは来年のザウバーのドライバー候補であり、複数いる候補の中でもシートを獲得する可能性が高いドライバーだ。というのも彼はフェラーリのドライバー育成機関『FDA(フェラーリドライバーアカデミー)』の卒業生であり、フェラーリのテストドライバーとしてシミュレーター作業を行うなど、フェラーリとの密接な結びつきを持っているからだ。
また彼は、怪我をしたパスカル・ウェーレイン(当時ザウバー)の代役として、昨年の開幕戦オーストラリアGPと中国GPに出走した経験を持っている。オーストラリアではフリー走行でクラッシュするも12位で完走したが、中国では路面上の水溜りに乗ってクラッシュに終わった。
F1での仕事はまだ終わっていないと感じているのかと訊くと、ジョビナッツィはこう話した。
「僕は本当にF1に戻りたいんだ」
「どうなるのか見てみよう。今年はあと4回、ザウバーからFP1に参加する。シーズンの終わりには、自分の望むシートを得られるよう願っている」
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