FIA F2選手権のシルバーストン戦レース2が行われ、マキシミリアン・ギュンター(アーデン)が初優勝を挙げた。
前日のレース1ではアレクサンダー・アルボン(DAMS)が優勝、ジョージ・ラッセル(ARTグランプリ)が2位に入った。8位に入ったマキシミリアン・ギュンター(アーデン)が、レース2のポールポジションについた。
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ただ、ギュンターのチームメイトである福住仁嶺は、レース1をリタイアしたためグリッド最後尾。その上ラジエターのダメージがあるとのことで、レースをスタートできず。福住にとっては最悪のシルバーストンとなってしまった。
今回もスタートはローリングスタート。ギュンターはしっかりとポジションを守り、ニック・デ・フリーズ(プレマ)が2番手に上がった。セルジオ・セッテ・カマラ(カーリン)は1周目にフロントウイングを壊し、ピットに入らざるをえなかった。
12番グリッドスタートの牧野任祐(ロシアン・タイム)は、ひとつポジションを落として1周目を終えた。
3周目、8番手をアルボンとランド・ノリス(カーリン)が激しく争う。サイド・バイ・サイドとなるが、アルボンがポジションをキープした。その後もふたりは接近戦を続け、6周目にノリスがようやくオーバーテイクを完了した。
8周目、ランキング首位のラッセルが、アントニオ・フオッコ(チャロウズ)をオーバーテイクし、5番手に上がる。そのラッセルは11周目にルイス・デレトラ(チャロウズ)も攻略し、4番手となった。
一方、ラッセルとタイトルを争うノリスも、12周目にルカ・ギオット(カンポス)を抜いて7番手に上がった。
ただ、ラッセルの勢いは衰えず、アーテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)をも抜いて表彰台圏内となる3番手に上がる。
14周目、ノリスは6番手を行くフオッコを狙ったが、この間に両者接触。フオッコはコース外に飛び出してしまい、マシンを止めてしまう。これでバーチャル・セーフティカー(VSC)が宣言される。この接触はフオッコに非があると見なされ、リタイアしているにも関わらず10秒のタイムペナルティを科せられてしまう
16周目からレース再開。ノリスは若干のダメージを負ったが、デレトラを抜いて5番手に浮上した。
ただ、やはりラッセルは速く、18周目のターン1でデ・フリーズを抜いて2番手、ノリスもマルケロフとデ・フリーズを抜き、こちらも3番手に上がった。
レース終盤、ラッセルは首位を行くギュンターをも追い詰めていく。しかし、結局0.5秒及ばず……ギュンターがトップチェッカーを受け、F2初優勝を挙げた。ラッセルが2レース連続での2位。ノリスが3位。終盤、4位争いが白熱したが、マルケロフが4位、以下デレトラ、ギオット、デ・フリーズ、アルボンのトップ8となった。
牧野はレース中ずっとジャック・エイトケン(ARTグランプリ)に抑えられる格好となったが、残り1周という段階でようやくオーバーテイク。結局11位でレースを終えた。
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