スペイン人のプロテニス選手であるラファエル・ナダルが、6月16~17日に行われるル・マン24時間レースのスターターを務めることが決定した。
これまでに全仏オープンを10回制し、その他にもウィンブルドン、全豪オープン、全米オープンなどを制しているナダルは、6月16日(土)のレーススタート時にスターターとしてフランス国旗を振ることになる。
昨年のル・マンではF1のCEOであるチェイス・キャリーがスターターを務めた。近年では俳優のブラッド・ピットや、NASCARのチェアマンであるジム・フランス、フォードの最高経営責任者ビル・フォードがスターターを務めている。またTOYOTA GAZOO Racingの8号車の一員として今年のル・マンに出場するフェルナンド・アロンソも、2014年にスターターを務めた経験を持つ。
ナダルは、「6月にはル・マン24時間レースと全仏オープンが開催されるので、スポーツの世界においてフランスは長いことをスポットライトを浴びてきた」とコメントした。
「今年、僕は世界で最も素晴らしいモーターレースのひとつであるル・マン24時間レースのスターターという名誉を授かった。この素晴らしいスポーツやドライバー、これに関わる全ての人々をより身近に見ることができるのを楽しみにしている」
「競争の精神や、新しいチャレンジを探すという傾向は僕たちに共通のものだ。それゆえ、僕はこの機会を得ることができて嬉しい。スタートで旗を降るときに、僕が最高のプライドと興奮を覚えているだろうと断言するよ」
ル・マン24時間レースのオーガナイザーであるACO(フランス西部自動車クラブ)の会長を務めるピエール・フィヨンは、次のように語った。
「彼は自身の分野において傑出した存在であり、才能があって、フェアで、闘争心もあって、理にかなったキャリアを歩んできた。ラファエル・ナダルは、耐久レースの価値を守っている」
「これらの理由により、ナダルは理想的なレーススターターであり、ACOとFIA世界耐久選手権はこのようなチャンピオンをル・マンに迎えることを嬉しく思っている。彼の雰囲気によって、このレースの国際的な評判を高めることになるだろう」
なお、ル・マン24時間レースを6度制したジャッキー・イクスがグランドマーシャルを務めることが決まっている。彼はフォーメーションラップでペースカーを走らせる予定だ。
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