元F1ドライバーのアレックス・ブルツは、そのアグレッシブ”すぎる”ドライビングスタイルが批判の対象ともなっているマックス・フェルスタッペンを「学んでいる途中だ」と擁護する。
中国GPの決勝レース、セーフティカー中にピットストップを行ったことで新品タイヤを装着したフェルスタッペンは、そのアドバンテージを活かして前方を走るマシンを次々にオーバーテイクしていった。しかし、フェラーリのセバスチャン・ベッテルを抜こうとした際に接触、後に10秒のタイムペナルティを科せられると共に、多くの批判の対象ともなった。
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この中国GPのフェルスタッペンについてブルツに訊くと、彼は次のように語った。
「彼のチームメイト(ダニエル・リカルド)が勝ったし、勇敢な戦略によって彼はチームメイトの前を走っていたんだ。マックスはレッスンを受けることになるだろう」
「フェルスタッペンは非常に賢い男であり、賢いドライバーである。我々が大好きなドライバーだ。しかし今回は攻撃的になりすぎて、勝利の可能性を失ってしまった」
「彼のような才能あるドライバーには、何かから学ぶ日々があり、それが彼をより強くする。現時点では、彼はチームメイトの素晴らしいドライビングの前に敗北している」
中国GPのベッテルとの接触について尋ねると、ブルツは次のように評価した。
「今回の場合は攻撃的すぎた。しかし、彼はマシンの中では、非常に成熟したレーサーだと思う。彼は、自分がやっていることを理解しているんだ」
「今回のケースでは、彼は自分の立ち位置を証明したかっただけだと思う。そして多分、他のドライバーに対してメッセージを送ったのだろう。『僕は後ろで待つ事はない。もし僕の方が速ければ、すぐに抜いていく』とね」
「彼は中国ではその代償を支払わねばならなかった。しかし長期的に考えれば、これは彼を強くするだろう。彼のように才能のあるドライバーにとって、こういう事は典型的なことなのだ」
今回のようなことから学ぶことができれば、フェルスタッペンには輝かしい将来が待っているはずだと、ブルツは考えている。
「いや、彼はもう数パーセント激しく行けたと考えていたと思う。これが、彼のスタイルの中で修正を必要とするところだし、それが彼が身につける必要がある能力だろう。僕は他のドライバーでも、同じようなことを見てきた。それだけだ。大騒ぎするようなことじゃない。ただチャンスを失ったというだけだ」
「彼にはおそらく、とても長く、そして成功するキャリアが待っていることだろう。それは、彼の手の内にあるんだ。なぜなら才能があるのだから。ただ、学ぶ必要があるということだけなのだ」
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