鈴鹿サーキットで行われた2018シーズンのスーパーフォーミュラ開幕戦。2ピット戦略で決勝に臨んだ塚越広大(REAL RACING)は、正攻法で優勝できるようにもっと地力を上げていかないといけないと語った。
予選5番手からスタートした塚越は、2ピット戦略を敢行。他の上位グリッド勢と同じミディアムタイヤでスタートしながらも、ハイペースでポジションを上げていき3周目の時点で2番手に浮上した。
接戦でのフィニッシュだった山本尚貴「残り2~3周は余裕なかった」/スーパーフォーミュラ開幕戦
他のマシンと比べ、ピットストップが1回多い分、序盤でなんとかタイムを稼ぎたい塚越。しかし、トップを走る山本尚貴(TEAM MUGEN)がその前に立ちはだかった。
6周目には山本のテールに張り付くと、西ストレートでオーバーテイクシステムを発動。シケインで並びかけようとするがブレーキングでミスし、山本の攻略はならず。さらに8周目の1コーナーでは2度目のオーバーテイクボタンを押して、横に並びかけたが、ここでも山本の前に出ることは叶わず。結局、18周目にピットに入るまで、ついに山本を攻略することはできなかった。
「僕は2ピットを選んでいたわけで、ファーストスティントで尚貴を抜けなかった、離された時点で基本的には勝負権がなくなってしまった感じにはなりました」
塚越はそうレースを振り返った。
「そこで前に出てピット1回分のタイムを稼がないといけないので、もっと前に行かないと2ピットは成功させられないですから……」
周囲と同じミディアムをスタートタイヤに選んだ塚越だが、ソフトタイヤでのスタートは考慮していたのかと訊くと、ソフトタイヤがどうなっていくか読み切れなかったためにミディアムを選択したとのこと。マシン的には後に装着したソフトの方が合っていると感じたようだが、使い方が簡単だというわけではなかったという。
「ソフトタイヤスタートも考えましたけど、タイヤがどういう状況になるか分からなかったので、まずミディアムでスタートということになりました」
「結果的にソフトの方が自分たちのマシンに合っていたのかなという感じはあります」
「ただ、(スティントの)最後の方になってくるとタイムも落ちてきたので、使い方が難しいなと感じましたね」
次戦以降に向けては、正攻法で勝ち切るために速さをもっと上げていきたいと塚越は話した。
「自力のスピードが足りないから、ポジションも上げられなかったと思うので、予選も含めて力をもっともっと上げていかないとフォーミュラは勝てないと思います。2ピットとかをやらずに、正攻法で勝てるようにならないといけないと思うので、そうなれるようにレベルを上げていきたいです」
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