TECHART 992 Carrera
テックアート 992 カレラ
ポルシェ専門チューナー「テックアート」から992のコンプリートカー登場【東京オートサロン2020】
アジアプレミアムとなる新型911のコンプリートカー
2019年にフルモデルチェンジしたポルシェ911(タイプ992)の話題で持ちきりのなか、ポルシェ専門チューナーのテックアートは、東京オートサロンでさすがのスピード感を見せてくれた。登場間もない992型ポルシェ911を用いたコンプリートカーをお披露目したのだ。ヨーロッパでのデビューに次いで、今回がアジア・プレミアという。
機能はもちろんデザインワークもアートの領域
機能だけに特化したレーシングカーでもなければ、単なるドレスアップカーとも違う。テクニックとアートとを融合させるという意味での“テックアート”である。だからこそ彼らの製品やコンプリートカーは、そのどれもが“速き者は美しい”という事柄を再確認させられるような造形が随所に宿る。
今回登場したモデルは992 カレラSをベースとしたもの。ボディ随所にテックアートのボディパーツが備わる。どれもポルシェ固有のスタイリングや世界観を損なわず、そっとポルシェらしさを底上げするばかりか、エアロダイナミクス性能も底上げしている。興味深いのは数多くの部品点数で構築されるリヤスポイラーII。ユーザー側でのコーディネートを可能とするほか、透明の特殊素材をステーに用いたことで、スポイラー自体が浮いているように見える。
他に類を見ないユニークなスポークデザイン
足もとは新作となるデイトナIIホイールだ。テックアートの有名なフォーミュラ・ホイールの系譜とは別路線で仕上げた意欲作である。複雑怪奇な5本スポークが、ポルシェのカスタム路線に一石を投じるかのよう。ホイールデザインひとつ取っても、テックアートが未来へ向けて攻めに攻めている様子が伝わる。
タイカンのデビューに象徴されるように、ポルシェ自体のパワートレインも変革の時期を迎えている。それでもテックアートの立ち位置は変わることがない。創業からもう30年以上、ビークル・マニュファクチャラーズ・アイデンティティ(WHI)ナンバー、すなわち自動車製造者識別番号の発給を国から受ける立派な自動車メーカーでもある。その立ち位置はポルシェAGからも認められ、積極的な情報提供を受けている。いわばポルシェと二人三脚となって、新時代のポルシェ・ワールドを築き上げる注目の存在である。
REPORT/中三川大地(Daichi NAKAMIGAWA)
PHOTO/降旗俊明(Toshiaki FURIHATA)
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