MotoGP第8戦オランダGPで、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは11番グリッドスタートから4位でフィニッシュを果たした。ただ、4位に終わったものの彼のレースペースは後半に落ち始めるまでは先頭集団に匹敵するものだった。
最終的にドヴィツィオーゾはチームメイトのダニーロ・ペトルッチをかわして4位を確保したが、優勝を果たしたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)からは14.1秒離されており、ポイントリーダーのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)にはギャップを44ポイントに拡大されてしまった。
■「表彰台獲得に集中した」マルケス、”作戦通り”のレースでタイトル争いを盤石に
ドヴィツィオーゾはオランダGPの後、“多くの人に”自身の積極性を疑われたと語ったが、オランダGP前半では実際の能力を越えた力強いペースで走行していたと主張している。
「多くの人は、僕が(アッセンで)もっと良くしようとか、積極的にいこうとか、そういったことを試みていないと考えていた」
「だけど実際にはそうじゃない。つまり僕が言いたいのは、先頭集団に留まるだけの速さが無いなら、積極性というのは見えづらい、ということなんだ」
「(アッセンで)12周を100%プッシュしていたし、先頭の3人と同じようなラップタイムを刻んでいた。だけどそれは僕らの(本当の)ペースじゃなかったんだ」
「それが本当のところだ。僕が4番手で先頭集団から0.3秒差だったのを見ただろうけど、12周後には(ペースが)遅くなった。それは僕が100%プッシュしていたからだ」
「僕のライディングスタイルはとてもスムーズで、アグレッシブさを見せるものじゃない。それが僕が100%プッシュしていないように見せているんだ」
「だけど僕はドゥカティで最速のライダーだった。それ以外に何をすれば良いんだ? レースを観ている沢山の人は分かっちゃいないんだ」
「どのライダーも違ったライディングスタイルを持っている。それ(ライディングスタイルの違い)は100%プッシュしていないことを意味しないんだ。僕らの(本当の)ペースは1分34秒じゃないけれど、僕はそれで12周回った。だから僕は積極的にしていたんだ。だけど君達がレースを観た時に、そうは見えないんだ」
ドイツGPの舞台、ザクセンリンクでドゥカティは2008年以降勝利が無い。それはドゥカティのデスモセディチのコーナリングという弱みが典型的に出てしまったためでもある。
だが、ドヴィツィオーゾはドゥカティのマシンは改善されており、表彰台に挑戦することは不可能ではないと考えているようだ。
「コーナリングは確実にこのトラックでの速さや競争力に大きな影響を及ぼすはずだ。だから厳しくなるだろう」
「そして去年、ドゥカティは表彰台を獲得することができなかった。だがそれほど(表彰台が)遠いわけじゃない。ダニーロが4位で、優勝からは7秒差だった」
「だから表彰台を争うことは不可能ではないと思っているよ。そして、それが僕らの目標だ。特に僕にとってはね。僕はキャリアを通じてこのトラックで苦戦してきた。だから表彰台を争うために一歩前進することは僕にとって非常に重要なんだ」
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