現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > フェルスタッペンがFP3最速! 今回の対抗馬はマクラーレン? ノリスとピアストリが続く。角田裕毅14番手|F1日本GP

ここから本文です

フェルスタッペンがFP3最速! 今回の対抗馬はマクラーレン? ノリスとピアストリが続く。角田裕毅14番手|F1日本GP

掲載 1
フェルスタッペンがFP3最速! 今回の対抗馬はマクラーレン? ノリスとピアストリが続く。角田裕毅14番手|F1日本GP

 F1日本GPのフリー走行3回目では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムをマークした。

 グランプリ2日目は初日と打って変わって快晴がサーキット上空に広がった。路面は秋の陽射しに照らされ、フリー走行2回目よりも5度高い44度。ただ金曜日の夜には雨が降っており、路面コンディションは大きく変化している。

■2024年の角田裕毅には、表彰台を期待したい……HRC渡辺社長、アルファタウリとの契約延長を祝福「そのためにチームも戦闘力強化を約束してくれた」

 60分のセッションは静かな出だしに。ドライバーたちはゆっくりと走行へ向けた準備を行ない、1時間のセッションが開始されてから5分は誰もコース上にいない状況が続いた。

 グランプリ2日目、一番にコースへ飛び出したのはフェラーリの2台。新品のソフトタイヤを投入し、シャルル・ルクレールが1分31秒963でターゲットとなるタイムを記録した。

 フェラーリは3周で一度ピットイン。セッションが10分を経過すると、マクラーレン勢をはじめ徐々にコース上も賑やかになった。

 多くのドライバーがソフトタイヤを履き、プッシュラップを実施。ここでランド・ノリス(マクラーレン)が1分31秒174でトップに立ち、遅れてタイムを記録したメルセデス勢がそれに続いた。

 アルファタウリ勢はここで新品のミディアムタイヤを投入して、決勝を見据えた走行を実施。リアム・ローソンはブレーキから煙が上がっているとチームに報告したが、これは新品のブレーキパッドを使用していたことが原因のようだ。

 フェルスタッペンは、セッションが20分を経過するところでようやく走行を開始し、1回目のアタックでノリスのトップタイムを0.214秒上回る、1分30秒960を記録。フェラーリ勢もユーズドタイヤで走行を再開し、1分31秒696までタイムを上げたものの、トップのフェルスタッペンまでは0.736秒差となった。

 F1日本GP初日を終えて、タイヤデグラデーション(性能劣化)が想定以上に厳しいと判明したことを受けてタイヤを温存するためか、新品タイヤを積極的に投入することはなく、多くのチームが1セット目のタイヤで入念に走行した。

 残り20分を前になると、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが2セット目のソフトタイヤを投入。多くのドライバーがこれに続いた。

 ここでも予選に向けた走行プログラムが行なわれた。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がトップタイムとなる1分30秒555を記録すると、それをノリスが0.048秒上回り、暫定トップに立った。

 フェルスタッペンは残り10分というところで新品タイヤを履いてアタックを実施し、マクラーレン勢を上回る1分30秒267を記録した。

 ミディアムタイヤを使用していたアルファタウリ勢もここで新品のソフトタイヤを投入したものの、ローソンは1回目のアタックでフェルスタッペンから2.182秒落ちの1分32秒499と19番手。角田はS字でケビン・マグヌッセン(ハース)に詰まったことでラップを中断した。ただ、続くアタックでは角田が14番手、ローソンが17番手までポジションを上げた。

 残り時間が少なくなる頃には、ピットへ戻っていたドライバーも再度ピットアウト。チェッカーフラッグを受けて、ホームストレート上でスタート練習を行なった。

 予選前最後のセッションが終了。フェルスタッペンが3回のフリー走行全てでトップタイムという結果だった。しかもフェルスタッペンはミディアムタイヤを3本全て残しており、決勝に向けて用意は万全といった状況だ。

 2番手にノリス、3番手にピアストリとマクラーレン勢がフェルスタッペンに続く形に。トップ3台は0.3秒以内と、今回はマクラーレンがフェルスタッペンの対抗馬となるのかもしれない。

 4番手はフェルスタッペンから0.737秒差で、レッドブルのもう1台、セルジオ・ペレスがつけた。その後ろにはフェラーリ勢、メルセデス勢が続き、9番手にフェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)、10番手に周冠宇(アルファロメオ)というトップ10だった。

 F1キャリア2度目の母国戦となる角田は14番手で予選へ。10番手の周までは0.283秒差と、Q3進出も可能性はゼロではないと言えるだろう。

こんな記事も読まれています

「すごい横転事故…」 首都高羽田線が一時「通行止め!」 東品川の“合流部”で「衝突事故」発生 「完全ストップ」で2車線ふさぐ… 湾岸線や海岸通りも大混雑に
「すごい横転事故…」 首都高羽田線が一時「通行止め!」 東品川の“合流部”で「衝突事故」発生 「完全ストップ」で2車線ふさぐ… 湾岸線や海岸通りも大混雑に
くるまのニュース
ソニー・ホンダの次世代EV『AFEELA』にZoom導入、車内会議が可能に
ソニー・ホンダの次世代EV『AFEELA』にZoom導入、車内会議が可能に
レスポンス
トヨタ、WRCマニュファクチャラー選手権4連覇。エバンス今季初優勝、全3台がラリージャパンの上位占める
トヨタ、WRCマニュファクチャラー選手権4連覇。エバンス今季初優勝、全3台がラリージャパンの上位占める
AUTOSPORT web
レッドブル&HRC密着:バトルよりタイヤ温存を優先。ノリスの前でフィニッシュするための戦略を遂行したフェルスタッペン
レッドブル&HRC密着:バトルよりタイヤ温存を優先。ノリスの前でフィニッシュするための戦略を遂行したフェルスタッペン
AUTOSPORT web
マーベリック・ビニャーレスの最新レプリカモデル「RX-7X マーベリックオークリー」がアライヘルメットから登場!
マーベリック・ビニャーレスの最新レプリカモデル「RX-7X マーベリックオークリー」がアライヘルメットから登場!
バイクブロス
ガッチリ固定・ワイヤレス充電「スマートフォンホルダー +e」がデイトナから発売!
ガッチリ固定・ワイヤレス充電「スマートフォンホルダー +e」がデイトナから発売!
バイクブロス
ワゴン専用になったVW『パサート』、524万8000円で日本発売 PHEVはEV航続142kmに
ワゴン専用になったVW『パサート』、524万8000円で日本発売 PHEVはEV航続142kmに
レスポンス
「“新型”スカイライン」登場はいつ!? 北米では「次期型」を示唆! 67年・13世代続いた「老舗ブランド」の刷新で「ニッサン復活」を目指せ!
「“新型”スカイライン」登場はいつ!? 北米では「次期型」を示唆! 67年・13世代続いた「老舗ブランド」の刷新で「ニッサン復活」を目指せ!
くるまのニュース
シンプルなデザインが光る新製品「RAPIDE-NEO 46works/ラパイド・ネオ 46ワークス」がアライヘルメットから12月下旬発売!
シンプルなデザインが光る新製品「RAPIDE-NEO 46works/ラパイド・ネオ 46ワークス」がアライヘルメットから12月下旬発売!
バイクブロス
「大人レゴ」にマンセルのウィリアムズF1マシン登場、価格は1万2480円
「大人レゴ」にマンセルのウィリアムズF1マシン登場、価格は1万2480円
レスポンス
[NAでFR]のロードスターと[ターボでFF]のスイフトスポーツを比べてみた
[NAでFR]のロードスターと[ターボでFF]のスイフトスポーツを比べてみた
ベストカーWeb
ペレス「マックスのすごさを実感した一年。ベストのマシンがないときでも卓越した仕事をし、チームの推進力となった」
ペレス「マックスのすごさを実感した一年。ベストのマシンがないときでも卓越した仕事をし、チームの推進力となった」
AUTOSPORT web
いすゞの「“4人乗り”和製スーパーカー」! 4.2リッター「V8」×MTの「MRマシン」に反響多数! 超カッコイイ「4200R」が「欲しい」「憧れる」と話題に
いすゞの「“4人乗り”和製スーパーカー」! 4.2リッター「V8」×MTの「MRマシン」に反響多数! 超カッコイイ「4200R」が「欲しい」「憧れる」と話題に
くるまのニュース
F1に導入されるドライバー冷却キットはどんなモノ? 初年度の2025年はクールスーツだけど……チームに独自開発許される
F1に導入されるドライバー冷却キットはどんなモノ? 初年度の2025年はクールスーツだけど……チームに独自開発許される
motorsport.com 日本版
クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #16|日産 ステージア
クルマ、何に乗ってるの? 僕たちの愛車紹介 #16|日産 ステージア
くるくら
【社会人なら知っておくべきイマドキ知識】植物から燃料を作る「バイオ燃料」は3つの種類がある! 2つはもう実用化されていた
【社会人なら知っておくべきイマドキ知識】植物から燃料を作る「バイオ燃料」は3つの種類がある! 2つはもう実用化されていた
WEB CARTOP
438.7km/hでギネス認定、アスパーク『アウルSP600』が電動ハイパーカー世界最速に
438.7km/hでギネス認定、アスパーク『アウルSP600』が電動ハイパーカー世界最速に
レスポンス
【MotoGP】ホンダ、テストに新パーツなかったのはなぜ? 「プロトタイプをここに持ち込む意味はなかった」
【MotoGP】ホンダ、テストに新パーツなかったのはなぜ? 「プロトタイプをここに持ち込む意味はなかった」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

1件
  • 決勝角田12位スタート、リタイヤ
    リカルド11位スタート、9位
    ローソンだったら9位スタート..8位だった
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村