FIAは、世界ラリー選手権(WRC)のラリー1カテゴリーに参戦するトヨタ、ヒュンダイ、M-スポーツが、新たにハイブリッドシステムが導入される来季以降のルールに合意したことを発表した。
すでにトヨタは来たるハイブリッド時代を全面的にサポート、M-スポーツもフォードとの関係を継続し参戦を続ける意向を示していたため、今回の発表は取締役会レベルでWRCへの継続参戦を議論していたとされるヒュンダイが、正式に参戦継続を決めたことを意味する。
■ハイブリッド時代の到来が迫るWRC。2023年以降に新たなメーカーが参入する可能性も?
新たに締結された3年間の契約により、ハイブリッド・システムは3社がFIAと協力して開発し、コンパクト・ダイナミクスとクライゼル・エレクトリックが供給を行なうことになる。
「すでに世界モータースポーツ評議会の承認を受け、新たなセーフティーセルの衝突安全テストは進められているが、今回の合意の主眼は『安全性、コスト管理、持続可能性』に置かれている」
FIAは声明でそう述べた。
「この共同イニシアチブにおいて、FIAとWRCチームはハイブリッド技術の開発に等しくコミットしている」
「加えて、FIAはこれまでの1年毎のコミットメントではなく、3年サイクルに基づいた革新的なパートナーシップモデルを導入する。このモデルは、より良い安定性と計画性を提供すると共にすべての関係者にとって価値のある財産となる」
ポロRを武器に一時代を築いたフォルクスワーゲンが2016年限り、そしてシトロエンが2019年限りでWRCでのワークス活動を終了。さらに2020年はコロナ禍の影響でシーズンが大幅に短縮されたことでWRCの将来は疑問視されていたが、今回の合意で既存3メーカーが新時代のWRCに参戦することが保障された形だ。
FIA会長のジャン・トッドは次のように述べている。
「WRCは、ラリー1の新世代マシンによって重要なマイルストーンに到達しようとしている」
「プラグインハイブリッドパワーへの移行は、自動車業界の最新トレンドを反映しており、同時にこのスポーツをより持続可能なものにしている」
「現在選手権に参加している3つのブランドが、さらに3年間の活動を約束したことは、WRCが正しい方向に向かっていることを証明している。そして、これはFIAとその『Purpose Driven』運動の主な目的の一つである、持続可能なエネルギーへの移行とも一致している」
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