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『メルセデスAMG GT』の最高峰“63S 4MATIC+”に、改良版エアサスと新世代ステアリングを導入

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『メルセデスAMG GT』の最高峰“63S 4MATIC+”に、改良版エアサスと新世代ステアリングを導入

 世界中の選手権で猛威を振るう、GT3規定ベースモデルの『AMG GT』と同一名称を持つ、メルセデスAMG独自開発の最高峰4ドアスポーツカー『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』のうち、トップモデルたる『メルセデスAMG GT 63S 4MATIC+』に一部改良が施され、新たに機構そのものに手が加えられたAMGライド・コントロール+エアサスペンションや、最新世代のAMGパフォーマンスステアリングを採用。内外装のカラーにも新色が追加され、6月29日より発売が開始されている。

 2019年にデビューしたメルセデスAMG GT 4ドアクーペは、モータースポーツに通じる性能を有しながら、メルセデスらしい使い勝手や日常性も兼ね備えた、AMGの哲学に沿う全方位に妥協なきモデルとして誕生。

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 そのトップグレードたるGT63Sには、2基のターボチャージャーをVバンク内側に収めた“ホットインサイドV”レイアウトが特徴のM177が搭載され、639PS/900Nmものアウトプットを達成。0~100km/h加速は3.2秒、最高速315km/hというスーパースポーツに相応しい数値を記録する。

 そんなメルセデスAMG GT 63S 4MATIC+に施された改良のハイライトとなるのが、ダイナイミクス性能を支えるAMGライド・コントロール+エアサスペンションの変更で、従来のマルチチャンバーを備えた機構を改良し、新たにダンパーの外側にふたつの圧力制御バルブを追加した。

 これにより、それぞれのバルブがホイールのリバウンド時、収縮時に発生するリバウンド/コンプレッションのダンピング制御を担当し、各ホイールのリバウンドと収縮のステージをそれぞれ別個に制御することが可能となった。

 また、最小減衰力と最大減衰力の特性差を広げて、マップデザインの柔軟性をさらに高めることで、快適性を高める一方でスポーティなドライビングダイナミクスの両立も実現している。

 さらにインテリアでも、ドライビングに集中しながら各種メニュー操作が可能なAMGドライブコントロールスイッチを備えたAMGパフォーマンスステアリングを標準装備とし、手のジェスチャーでさまざまな操作が可能なMBUXインテリア・アシスタントも標準に。

 この機能により、例えばVサインでお気に入り機能のショートカットをメディアディスプレイに表示したり、ルームミラーの下で手を上下させることでリーディングライトを、助手席シート上方に手を伸ばしてサーチライトのオン/オフが操作可能になるなど、各機能にアクセスする利便性向上をサポート。

 またホームスクリーン、メディア、ナビゲーション、シート調節では選択項目をハイライトや拡大表示することで、より操作しやすくなるよう配慮され、360度カメラシステムの映像を車両の前後左右、俯瞰などを任意に切り替えることもでき、駐車時の負担軽減や安全性向上にもつなげている。

 さらに、従来のナビゲーションとなる地図上での方向案内に加え、車両の前面に広がる現実の景色をナビ画面の一部に映し出し、その進むべき道路に矢印が表示されるMBUX AR(拡張現実)ナビゲーションも標準装備に。

 ボディカラーにはMANUFAKTUR(マニュファクチュール)と銘打たれたルビーライトレッド、オリーブ、イエローストーン、コートダジュールライトブルーの4色と、インテリアには同じくMANUFAKTURからシエナブラウン、クラシックレッド、ネバグレー、そしてディープホワイトの4色とブラックの組み合わせが追加され、価格は2850万円(税込)となっている。メルセデスAMG GT 4ドアクーペの詳細については公式サイト(https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/models/coupe/amg-gt/overview.html)まで。

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みんなのコメント

3件
  • ベンツはこの鮫目ヘッドライトとグリル下両脇のげびた凹みの意匠をいつまで続けるんや。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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