大英帝国ベントレー流 至れり尽くせり本社訪問カスタマーツアーで新体験

ベントレーが提供する新たな顧客体験の形

ベントレーは、歴史あるクルー本社に、完全没入体験型で、革新的でデジタルな魅力あふれる新しい体験を創造する、新たな顧客体験のためにさらなる投資を行ったと発表した。

このプログラムは2023年9月より開始され、この新たな施設の改修により、カスタマーは自身のベントレーのデザインレガシーを作成したり、同社の長く豊かな歴史を物語るデジタル没入体験型3Dリニアージ・エクスペリエンス（博物館体験）を楽しんだりすることができるようになる。この重要な開発は、将来の製品開発への25億ポンドという画期的な投資と、4000人以上の従業員を擁するベントレー「ドリームファクトリー」本社のさらなる進化となる。とベントレーは語る。

クルー工場でのパーソナライズされたカスタマーツアー　具体的には？

カスタマーツアーでは、顧客をクルーの専属ホストがお迎えし、一人ひとりに合わせたファクトリーツアーを企画し、最終的な車両の仕様決定のアイデアをサポートする。

最終仕上げ工程を行う場所に設けられた新しいカスタマーエクスペリエンスエリアでは、カスタム・アートを創作するあらゆる機会を提供する。顧客は、最新の塗装仕上げ、サステイナブルハイド、ステッチデザイン、最高級ウッドパネル、ボンネット、カーペット、シートベルトの種類から選ぶことができ、デザインコンサルタントが常駐し、夢の車を実現するための組み合わせや最終的な美しさに関するアドバイスを提供される。

世界中から集めた9種類以上の持続可能なウッド・フィニッシュを取り揃えた専用のウッド・ショップでは、顧客が自分でウッドパネルを選び、自分のクルマがどのように精密なブック・マッチングやミラー・マッチングをされるかを知ることができる。また、石材、カーボンファイバー、機械加工のアルミニウムなどのオーダーメイド仕上げも提供される。

ブランドエクスペリエンス代表の言葉と、今後のベントレーが目指す先

ベントレーのブランドエクスペリエンス担当グローバルヘッドであるカレン・ジョクナーは、「本社である『ホーム・オブ・ベントレー』は、生産オペレーションと持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーシップにおけるベンチマークです。体験し、賞賛されるべきものです。わたしたちは、お客様が期待するサービスを提供するために多額の投資を行ってきました。そして今、お客様一人ひとりが学び、交流し、ベントレーの歴史の一部に投資する機会や遺産を創造できるような、インタラクティブな没入体験型ソリューションを提供しています」とコメントする。

「わたしたちのカスタマーエクスペリエンスセンターであるCW1ハウスは、エクスクルーシブな環境でお客様をおもてなしし、ベントレーブランドに浸って楽しんでいただける場所です。最高級の素材を扱う職人たちの技と情熱は、リニアージュ（博物館）の180度ショーや、新しいフィジタル・テーブルのような没入体験型のデジタル革新技術によって支えられており、お客様はタッチスクリーンを使ってお好みのファクトリーツアーをカスタマイズすることができます」

ビヨンド100戦略によって、ベントレーの工場（すでにカーボンニュートラル済）は 2030年までにカーボンポジティブになる予定だ。ビヨンド100戦略は、製品ポートフォリオ、クルーキャンパス、グリーンフィールド施設の完全な変革をもたらし、ベンチマークとなる生産オペレーションと持続可能なラグジュアリーモビリティのリーダーシップを目指す。とベントレーは言う。

史上初のバッテリー駆動電気自動車（BEV）ベントレーも英国工場で開発・製造される予定。新しいファクトリーツアーでは、サステイナビリティの成功を旅のあらゆる場面で称え、倫理的な材料調達の徹底だけでなく、太陽光発電の活用、敷地内の植栽による環境保護、そしてこのブランドがベントレーのミツバチの家族とともに未来を育む方法などを紹介する。