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国内トップドライバー、注目マシンが多数集結する富士24時間は6月1日開幕。24時間“生中継”も

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国内トップドライバー、注目マシンが多数集結する富士24時間は6月1日開幕。24時間“生中継”も

 6月1日に富士スピードウェイで開幕するピレリ・スーパー耐久第3戦富士SUPER TEC 24時間レース。2008年に幕を下ろした十勝24時間レース以来、国内では10年ぶり、富士スピードウェイでは実に50年ぶりに行われる24時間レースには、国内のトップドライバーたちが多くスポット参戦する。

 スーパー耐久は排気量ごとにクラス分けがなされ、マツダ・ロードスターなど1500ccまでの2WD車が参戦するST-5から、スーパーGTをはじめ国内外のレースで主流のFIA-GT3カーが戦うST-Xまで、文字どおりバラエティ豊かな車両がしのぎを削る。

富士24時間レースのエントリーリストが発表。全クラス合わせ52台がエントリー

 そんなスーパー耐久には、スーパーGTなどを戦う国内トップクラスのドライバーも複数レギュラー参戦。最高峰ST-Xには山内英輝(3号車ENDLESS GT-R)や星野一樹(99号車Y's distraction GTNET GT-R)のほか、2015年のGT300チャンピオンのアンドレ・クート(81号車J-Fly Racing R8)、2001年にル・マン24時間を制した荒聖治(777号車D'station Porsche)といった面々が名を連ねる。

 これだけでも見応え充分なラインアップだが、富士24時間は長丁場の戦いということもあり、山内がドライブする3号車GT-Rには山田真之亮、星野が乗り込む99号車GT-Rは安田裕信など、スーパーGT現役ドライバーが助っ人参戦する点も見逃せない。

 また、最高峰ST-X以外のクラスにも、多くのトップドライバーが参戦している。

 近年、コストパフォーマンスの良さなどから世界中で人気を博しているツーリングカー、TCRを使うST-TCRクラスには“ミスターGT”こと脇阪寿一(10号車Racingline PERFORMANCE GOLF TCR)や、2018年のスーパーGT第1戦岡山を制した小林崇志(97号車Modulo CIVIC TCR)が参戦。排気量3500cc以下の2WD車で争われるST-3クラスには石浦宏明や平手晃平(とも62号車DENSO Le Beausset RC350)など、国内トップカテゴリーのチャンピオン経験者が名を連ねている。

 車両面では上述したTCR車両を現時点で日本で見られるのは、このスーパー耐久だけ。10月にはWTCR世界ツーリングカーカップの日本ラウンドが鈴鹿サーキットで開催されるが、一足先に世界を席巻する新ツーリングカーの戦いを体感できる。

 そして、この富士24時間ではFIA-GT3よりもコストを抑えたことで、プライベーターやアマチュアドライバーから支持を得つつあるFIA-GT4もST-Zクラスとしてシリーズに初登場。参戦するのはポルシェ・ケイマンGT4の1台のみだが、国内ではなかなか目にすることができないマシンなので、お見逃しなく。

 もちろん、ニッサンGT-RニスモGT3やアウディR8 LMS GT3、レクサスRC F GT3などのGT3が覇を競うST-Xや、ニッサン・フェアレディZ、レクサスRC350などが戦うST-3クラス、トヨタ86が最大勢力を誇るST-4クラスなども見応え充分。大きな速度差がある全8クラス50台の混走は、スーパー耐久ならではの魅力だ。

 そんな豪華ドライバー、注目マシンが多数参戦する富士24時間は現地観戦がオススメだが、どうしても現地へ足を運べないという方、現地で観戦しながらレース展開もしっかりフォローしたい方にはJ SPORTS/J SPORTSオンデマンドでの視聴をおすすめする。

 スーパーGTやWEC世界耐久選手権など、数多くのモータースポーツ中継でおなじみのJ SPORTSでは、この富士24時間をJ SPORTS/J SPORTSオンデマンドを使って完全生中継。BS/CS放送のJ SPORTSでは、決勝スタート30分前の6月2日(土)14時30分から20時30分までの6時間と、翌3日(日)10時から16時までの6時間の計12時間を生中継。スタートの興奮とゴールの感動を楽しむことができる。また、BS放送では無料視聴が可能だ。

 テレビ放送ではカバーされない時間帯については、スマートフォンやタブレットなどで視聴できるJ SPORTSオンデマンドで生配信される。J SPORTSオンデマンドでは上述したスタート、ゴールの映像も生配信される上、オンデマンド会員は無料で視聴できる。

 このJ SPORTSの中継/配信の実況、ピットレポーターは中島秀之氏や高橋二朗氏、ピエール北川氏など、J SPORTSのモータースポーツ中継でおなじみの面々が務める予定。長丁場のレースだけに、安定感のある実況でレースを楽しめるのは大きなポイントだ。

 J SPORTS、J SPORTSオンデマンドでの詳しい放送内容や視聴方法は、番組ホームページまで。現地でレースを観戦する方も、残念ながら足を運べないという方も、J SPORTSを活用して10年ぶりに国内で行われる24時間レースの興奮を堪能しよう。

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