鈴鹿8時間耐久ロードレース、2025年は3日間で6万1500人を動員。ヤマハワークス復活の効果？ 前年比約10％増

　8月1～3日にかけて開催された鈴鹿8時間耐久ロードレース。今年の観客動員数は3日間で6万1500人だった。（金曜日9000人、土曜日2万500人、日曜日3万2000人）

　バイクファンにとって夏の一大イベントである鈴鹿8耐。最盛期には30万人以上の観客が鈴鹿サーキットに押しかけていた、ビッグイベントだ。

　近年はその動員数は減少傾向にあり、新型コロナウイルスのパンデミックによる中断後は、さらにその傾向が鮮明に。しかし2022年の復活からは毎年少しずつ観客の数も回復していっている。

　そんな鈴鹿8耐の2025年大会は、3日間で6万1500人の観客を動員。金曜日9000人、土曜日2万500人、日曜日が3万2000人という内訳だった。

　昨年は5万6000人の動員だったため、5500人、比率としては約10％の動員増となった。

　なお2025年大会は、ホンダのワークスチーム（Honda HRC）が勝利し、ホンダとして4連覇を飾った。今年はヤマハが創立・レース活動70周年という節目の年であることから、6年ぶりにワークス体制の参戦を復活させ、ホンダとの対決が注目を集めた。

　ホンダはロードレース世界耐久選手権MotoGPからヨハン・ザルコを継続起用し、ヤマハも同シリーズからジャック・ミラーというビッグネームを招聘したことも話題となった。

　今後もMotoGPやWSBKといった世界選手権からのライダーが参戦する流れとなれば、より広くファンを集めるとともに、レベルの高い走りが観客を惹きつけることになるかもしれない。

Comments

[rai********]

1990年前後なんて決勝だけで10万人超えてましたね。バイク人口減って淋しい感じです

[Mark]

昔の話しですみませんが、85年は30万人超えだったと記憶しています。