ハート・オブ・レーシングチーム代表のイアン・ジェームスによれば、同チームは新型アストンマーティン・ヴァルキリーAMR-LMHのテストで「重要な節目を達成」しており、2025年シーズンの準備は「計画どおりに進んでいる」という。
■レースデビュー時期は確定せず
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V12エンジン搭載の新型プロトタイプは現在、中東と米国で同時テスト・プログラムの真っ最中だ。
最近、バーレーン・インターナショナル・サーキットでWEC世界耐久選手権のミシュラン・タイヤテストに参加したほか、11月15~16日のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでのIMSA公式テストに先立ち、ミシュラン・レースウェイ・ロード・アトランタでもテストを行った。
「ミシュランのテストのために、バーレーンにいた。これまでのところ、計画どおりに進んでいる」とジェームスはSportscar365に語った。
「我々は、重要な節目を達成した。我々はアトランタでテストしたばかりだ。そしていま、ここ(デイトナ)にいる。来週はセブリングに向かう。その後、我々は再編成を行う」
「どんな新車でも、いくつか不満点はあるものだと思うが、それ以外はかなりいい走りだった」
ハート・オブ・レーシングは、IMSAウェザーテック選手権で1台と、WECで2台のヴァルキリーを走らせるが、レースデビューがいつになるかは、現時点では不明だ。
規則によると、2月末のカタールでのWEC開幕戦が、この車両が初めてレースに出場できるもっとも遅い時期のようだ。
「まだホモロゲーションの作業中だ」とジェームスは語った。
「今後数週間で詳細が分かるだろう。我々は、このプログラムにとって最善のことをするだけだ。状況を見てから、最終的な決定を下す」
IMSAとWECのどちらにおいても、来季のドライバーは指名されていないが、先週末のIMSAデイトナテストでは、アレックス・リベラスとロマン・デ・アンジェリスとともに、アストンマーティンのファクトリー・ドライバー、ロス・ガンがステアリングを握った。Sportscar365は、この3人全員が今回のデイトナテスト以前にも、この車両に乗ったことがあるものと理解している。
「現時点で発表できるドライバーはいない」とジェームス。
「だが、このクルマを運転した人は皆楽しんでいるようだし、全員がこのプログラムに参加したいと思っているだろう」
ヴァルキリーAMR-LMHは、ウェザーテック選手権で競う最初のル・マン・ハイパーカー(LMH)規定車両となる。ウェザーテック選手権のGTPクラスにはこれまで、LMDh規定のプロトタイプのみが出場している。一方、WECハイパーカークラスでは、LMHとLMDhの両規定のマシンが競っている状況だ。
ジェームスは、ヴァルキリーがIMSAにおける他のLMH車両にとっての「入り口」になることを望んでいる。
「WECでは、マシンの均衡が保たれ、直接対決が繰り広げられているので、ここ(IMSA)でも同じ結果になることを期待している」と彼は語った。
「このプログラムはまだ始まったばかりだが、GTPマシンの非常に印象的なラインアップに加わることができてうれしく思うし、その一員になれて興奮している」
デイトナでの2日間の公式テストで、ヴァルキリーは合計274周を走行した。そのベストラップはガンの手によるもので、1'37.169。このテストでの最速を記録したロマン・グロージャンのアイアン・リンクス63号車ランボルギーニSC63からは、1.5秒以上離される結果となった。
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