ウイリアムズのドライバーを務め、1996年にF1世界チャンピオンとなったデイモン・ヒルは、ウイリアムズへの強い関心を今も抱いており、2022年型マシン『FW44』に注目している。
先週バルセロナで行われた3日間の第1回F1プレシーズンテストでは、一部のチームがF1の新テクニカルレギュレーションに対し大胆なアプローチをとっているところが見られた。そうした革新的なコンセプトを打ち出しているチームのなかでも、フェラーリのF1-75は注目を浴びており、スペインではライバルチームだけでなく、ヒルを含むF1の専門家も注視していた。
新規則の意図に反するマシンがある場合は「調整を行う」とロス・ブラウン。F1ワーキンググループは取り組みを継続
「(フェラーリの)サイドポッドとボディワークは非常に独創的で驚くべきものだ」とヒルは『F1 Nation』のポッドキャストで語った。
「フェラーリのマシンを見た、ある非常に経験豊富なカーデザイナーから以前聞いたところでは、『グループによってデザインされたように見える。フロントエンドはある方向性をとっており、バックエンドはまた違う方向性がとられているようだ』という」
「そのため新レギュレーションのもとでマシンがどのように挙動するか誰にも分からないが、(デザインには)大きな違いがある」
だがヒルの注意を引いたのは、フェラーリの新マシンデザインだけではなかった。
「ウイリアムズは素晴らしく過激だ」とヒルはコメントした。「マシンのパッケージは驚くべきものだ」
ヒルによれば、あらゆることを考慮すると、ウイリアムズとフェラーリはある事実を共有しているという。両チームとも以前の輝きを取り戻そうとしているのだ。
「ウイリアムズは少しフェラーリに似ている。フェラーリの跳ね馬はパワーユニットに問題を抱えて遅れをとり、後退してリセットモードに入った。ウイリアムズも同様だ」
「そのために彼らは事実上(2021年を)諦めた。昨年は無駄な年のようになったが、おそらく彼らはさらなるリソースを2022年マシンに投入したのだろう。だから非常に興味深いのかもしれない。どうなるか様子を見てみようではないか」
各チームは来週バーレーンでシーズン前の準備を再開する。そこで最初のアップグレードと開発が投入される予定だ。ヒルは、スペインで収集されたデータ分析に各チームが膨大な時間を費やす一方で、エンジニアたちもライバルチームのマシンデザインと際立っていた性能を綿密に調べることになるだろうと考えている。
「彼らは行きつ戻りつして、『彼らはフロントウイングに異なることをしている。我々は正しいことをしているのかどうか? 彼らは何をしているのだろう?』と考えるだろう」
「この時期彼らは互いに多くの分析を行っているので、疑問も出ることだろう」
「自分達が袋小路を進もうとしているのか、それとも正しい道を進もうとしているのか、デザイナーたちは否応なく考えることになる」
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