2019年に発足した女性ドライバーによるフォーミュラカーシリーズ『Wシリーズ』。F1のサポートレースともなっている同シリーズは2022年の開催カレンダーを発表したが、今年はF1日本GPでも開催される運びとなった。
Wシリーズは、昨年からF1のサポートシリーズとして開催。ヨーロッパでの開催がメインだったが、アメリカのCOTAでもレースが行なわれた。
■山本雅史氏、今月末でホンダを退社。今後は新会社を設立し、“日本とレッドブルの架け橋”に
2022年シーズン、Wシリーズはさらに開催地域を拡大。新たに公表されたスケジュールでは全8戦を開催する予定だが、その内5つの開催地が新会場となる。
Wシリーズは今年、5月にアメリカ・マイアミで開幕。スペイン、イギリス、フランス、ハンガリーと欧州を転戦。そしてWシリーズ初となるアジアでの開催を日本の鈴鹿で迎える。その後はアメリカ・オースティン、メキシコと続く予定だ。
CEOのキャサリン・ボンド・ミュールは新シーズンの開催予定発表に際し、次のようにコメントを発表している。
「2022年のレースカレンダーの発表、そしてWシリーズの拡大継続により我々はこれまで以上に1シーズン中に多くのサーキットと国を訪れることになります」
「昨年、我々はF1との画期的なパートナーシップを締結し、才能ある女性ドライバー達がモーターレースの最高のステージにふさわしいということを証明しました」
「彼女たちのスキルと決意は世界中の観客を魅了し、テキサス・オースティンでのダブルヘッダーでは40万人の観客の前でジェイミー・チャドウィックがタイトルを防衛するという素晴らしい結果を残しました」
「2022年に再びCOTAやシルバーストン、ハンガリーへと訪れることができ嬉しく思っています、そしてWシリーズをマイアミ、スペイン、フランス、メキシコそして日本で初開催することになり、特にアジアでの初レースとなる日本戦は、Wシリーズにとって重要な一歩です」
「我々はWシリーズを真にグローバルな取り組みとしていく意図を公言しており、2022年のカレンダーはその実現に向けた次のステップになります」
「シーズン最終戦のメキシコ戦は非常に特別な週末になることは間違いありません。象徴的なフォロ・ソル・スタジアムで2022年のWシリーズチャンピオンが誕生するのを目にするのが楽しみです」
「このスポーツ最高峰のカテゴリーで、女性のために多くの機会を創出しようとする継続的なサポートと、そのコミットメントに対し、F1に感謝したいです」
F1のモータースポーツ部門のマネージングディレクターであるロス・ブラウンは、モータースポーツの多様性を支持する中でWシリーズの進歩を目にすることは素晴らしい事であり、アジアを含む5つの新会場での開催はエキサイティングなモノだと語っている。
なお2021年シーズンのランキング上位8名のドライバーは、2022年シーズンも参戦するチャンスを与えられているが、王者のジェイミー・チャドウィック、そしてランク2位となったアリス・パウエルは共にWシリーズへ継続参戦する可能性は低いと語っている。
Wシリーズは2022年シーズンに向け、2月にアメリカでドライバー候補のテストを行う予定で、14人のドライバーが参加することが確認されている。
2022Wシリーズ 開催カレンダー
5月6日~8日 アメリカ・マイアミ
5月20日~22日 スペイン・バルセロナ
7月1日~3日 イギリス・シルバーストン
7月22日~24日 フランス・ルカステレ
7月29日~31日 ハンガリー・ブダペスト
10月7日~9日 日本・鈴鹿
10月21日~23日 アメリカ・オースティン
10月28日~30日 メキシコ・メキシコシティ
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント