RBのリアム・ローソンは、F1メキシコシティGPのレース中に、レッドブルのセルジオ・ペレスに対して中指を立てて抗議するシーンがあった。これについてローソンは「そんなことすべきじゃなかった」と謝罪した。
ローソンは12番グリッドから、ハードタイヤを履いてスタートした。しかし、彼の前を行く全車がミディアムタイヤをスタートタイヤに選択。ローソンは前戦アメリカGPと同じように他とは異なる戦略を採ったわけだが、これはうまくいかず。しかもウイリアムズのフランコ・コラピントとの接触によりフロントウイングを壊して交換を強いられたこともあり、最終的には16位でフィニッシュした。
■角田裕毅、入賞狙える11番手からスタートもオープニングラップで無念のクラッシュ|F1メキシコシティGP
「ポイントを獲得すること、それが僕らの目標だった」
ローソンはレース後にそう語った。
「僕らはレースで速いマシンを持っていたけど、レース中ずっとトラフィックに巻き込まれてしまったんだ」
レース中にローソンは、後方から追い上げてきたレッドブルのペレスと激しいバトルを繰り広げ、接触するシーンもあった。
「僕はターン4で彼にスペースを残したんだけど、彼はターンインをすごく遅らせてきた。正直に言って、僕は彼にスペースを与えようとしたんだ。でも彼は僕をコースから押し出し、ターン5以降はスペースを残してくれなかったんだ」
「緊張感があったのは残念だ。でも、彼は僕にどんな動きをして欲しかったのか、分からないんだ」
ローソンのオンボードカメラの映像には、ペレスを抜く際に中指を立てて抗議しているシーンがバッチリ映し出されていた。なぜそういう行動に出たのかと尋ねられたローソンは、次のように語って謝罪した。
「ついその瞬間に出てしまったんだ。彼は僕のことを約半周にわたって抑え続け、僕のレースを台無しにしようとしていた。だから、僕は腹を立てたんだ」
「でも、それは言い訳にはならない。そんなことはすべきじゃなかったし、このことについて謝罪したいと思う」
「ヘルムート(マルコ博士/レッドブルのモータースポーツ・アドバイザー)も、ああいうのは好きじゃないと思う。あれが僕の気質だというわけじゃない。すべきことじゃなかったよ」
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みんなのコメント
中指はダメでしょう~しかも親チームのペレス相手だしね