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伝説の名車をオマージュ! 限定車「Q by アストンマーティン ヴァンテージ ロードスター A3」初公開

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伝説の名車をオマージュ! 限定車「Q by アストンマーティン ヴァンテージ ロードスター A3」初公開

Q by Aston Martin Vantage Roadster “A3”

Q by アストンマーティン ヴァンテージ ロードスター “A3”

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老舗ディーラーのアストンマーティンHWMによるオーダー

アストンマーティンは、現存する最古のモデル「A3」の誕生100周年を記念し、ダイナミックで爽快な走りを特徴とする量産スポーツカー、ヴァンテージ ロードスターをベースにした現代的なトリビュートモデル「Q by アストンマーティン ヴァンテージ ロードスター “A3”」を製作した。

歴史的なアストンマーティン A3の100周年を記念し、老舗ディーラーのアストンマーティンHWMは、アストンマーティン・ヘリテージ・トラストと協力し、A3に敬意を表したヴァンテージ ロードスターのトリビュートモデルの製作を決定。アストンマーティンのパーソナライゼーションサービス部門である「Q by アストンマーティン」に依頼した。

Q by アストンマーティン ヴァンテージ ロードスター “A3”の製造台数はわずか3台。現在、アストンマーティンHWMにおいてオーダーを受付中。また、アストンマーティン・オーナーズクラブのサポートを受け、アストンマーティン・ヘリテージ・トラストが主催する「A3 100周年記念イベント」で初公開される。

Aston Martin A3

アストンマーティン A3

アストンマーティンが製造した3台目のプロトタイプ

現在、一般的に「A3」という名称で知られているシャシーNo.3は、ケンジントン(ロンドン)のアビンドンロードにあったアストンマーティンの生産施設において1921年に製造され、2021年はその誕生から100年周年を迎えた。A3は量産が開始される前に製造された5台のアストンマーティン・プロトタイプカーの3番目のモデルとなり、アストンマーティンの共同創業者であるライオネル・マーティンが使用していた。

最高出力11hpを発生する1.5リッター直列4気筒サイドバルブエンジンを搭載したA3は、 スリムなレーシングボディを備え、1922年に開催された「Essex Motor Club Kop Hill Climb」レースで優勝。さらに1923年にはブルックランド・サーキットにおいて84.5mph(約136km/h)の速度記録を達成したことでも知られている。

製造されてから100年が経過したA3は、2002年に行われたオークションにおいて「アストンマーティン・ヘリテージ・トラスト(AMHT)」が多額の資金を投じて落札。現在では同コレクションが誇る、もっとも希少なモデルの1台となっている。トラストによる買収後、A3は戦前のアストンマーティンのレストアを手掛けるスペシャリスト、エキュリー・ベルテッリによってオリジナル仕様にできる限り忠実にレストアされた。

A3のレトロな仕上がりを再現したフロントグリル

この特別なヴァンテージ ロードスターの製作を依頼したアストンマーティンHWMは、世界中のアストンマーティン・ディーラーの中で、もっとも長くサービスを提供してきた。ウォルトンオンテムズに拠点を置くこのディーラーは1938年に設立され、現在でも最初の店舗を構えた1948年当時と同じ建物で営業している。

アストンマーティンHWMと、アストンマーティン・ヘリテージ・トラストから依頼を受けたQ by アストンマーティンは、究極のパーソナライズサービスを実現してきた専門知識を活用して、アストンマーティンの伝統と最新のテクノロジー&エンジニアリングを組み合わせた、美しいオーダーメイドスポーツカーを製作した。

インテリアとエクステリアの細部に至るまで考え抜かれたデザインのハイライトは、A3のレトロな仕上がりを再現した光沢アルミニウム・サラウンドとブラックのスクエアメッシュを備えたフロントグリルだろう。A3の製作時に使用されたアストンマーティンのヘリテージバッジもメッシュに装着されている。

サドルレザーストラップを備えたユニークなサイドフェンダーパネルは、 1921年に製作されたA3の露出したアルミニウムボンネットと、それを固定したボンネットストラップからヒントを得たもの。手作業で磨き上げられたボディパネルは、戦前のアストンマーティンのレストアを手掛けるペシャリストであるエキュリー・ベルテッリによって丹念に仕上げられた。

これらのデザイン要素に加えて、オリジナルモデルに装着されていた“No3”の文字も刻印。さらに、この特別仕様車にはA3に数多く採用されていたブロンズ製アイテムを再現するため、ブロンズカラーのブレーキキャリパーを装備。専用の20インチ・グロスブラック軽量鍛造ホイールが組み合わせられている。

A3からヒントを得た真鍮製ロータリースイッチ

インテリアは、マイクロパフォレーテッド仕上げの縦溝シート、リヤの収納スペースに刺繍された伝統的な”Aston Martin”スクリプト(1921年当時にアストンマーティンが使用していたものと同じスクリプト)を特徴としている。さらに、オブシディアンブラックのインテリアには、チェストナット・タンレザーのアクセントと、チェストナットタンのコントラストステッチが施された。

A3のインテリアの特徴である真鍮からヒントを得たアイテムとして、特別仕様のロータリースイッチも採用。このパーツは特別に真鍮から鋳造され、当時の雰囲気を演出する。また、センターコンソールにはエンボス加工されたヘリテージ“Aston Martin”ロゴも装着された。

Q by アストンマーティン及びアストンマーティン・スペシャル・プロジェクト・セールスのディレクターを務めるサイモン・レーンは、今回のプロジェクトについて次のようにコメントしている。

「アストンマーティン・ブランドが、現存する最古のモデルの100周年を祝うのは当然のことと言えるでしょう。私のチームが、アストンマーティン・ヘリテー ジ・トラスト、そしてアストンマーティンHWMと協力して、アストンマーティンが誇る栄光の歴史へのトリビュートとなるこの素晴らしいモデルを誕生させることができて、大変嬉しく思っています」

6月26日に行われる「A3 100周年記念イベント」で初公開

Q by アストンマーティン ヴァンテージ ロードスター “A3”が初公開される「A3 100周年記念イベント」は、6月26日(土)に英国ウォリックシャー州ソウザンにある「Dallas Burston Polo Club」で開催。この会場では希少なアストンマーティン・モデルが年代別に展示され、来場者はガイド付きツアーに参加することで、それぞれの魅力的な時代をテーマにした会場を見て回ることができるという。

今回、イベントのハイライトであるA3以外にも、戦前の有名なアストンマーティン製モデルのレストアを専門に手掛けるエキュリー・ベルテッリによって復元された、数多くの名車も展示予定。その内容は以下のとおりとなっている。

・戦前のアストンマーティン製モデル
・戦前のラゴンダ製モデル
・アストンマーティン工場がフェルサムにあった時代のDB2ファミリー
・ニューポートパグネルで製造されたDB4、DB5、DB6、DBSを含む6気筒モデル
・1968年から2000年までに製造されたV8モデル:サルーン、ヴォランテ、ヴァンテージ、ラゴンダ、ヴィラージュ
・アストンマーティン・ティックフォード・スペシャル:フレイザー メトロ、ティックフォード カプリ
・DB7&V12 ヴァンキッシュ
・DB9、ヴァンテージ、ラピード、ヴァンキッシュなど、ゲイドンVHアーキテクチャー
・One-77、シグネット、ヴァルカンといった希少車
・最新モデルラインナップ:ヴァンテージ、DB11、DBS スーパーレッジェーラ、DBX

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1件
  • 残念だけどアストン・マーティンから招待状が届いたが、まだ渡航自粛の影響で行けなかった。

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