現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ついに発売!三菱デリカミニ、価格や広さをライバルと比較してみた

ここから本文です

ついに発売!三菱デリカミニ、価格や広さをライバルと比較してみた

掲載 3
ついに発売!三菱デリカミニ、価格や広さをライバルと比較してみた

新型車比較・ライバル車対決 [2023.05.26 UP]


ついに発売!三菱デリカミニ、価格や広さをライバルと比較してみた
 先日、三菱の伝統的なブランド、デリカシリーズの最新モデルが登場した。その名もデリカミニ。デリカといえばデリカD:5がロングセラーの人気モデルだが、スーパーハイト型の軽自動車であるデリカミニは、シリーズ最小のモデル。今回は、発売されたばかりのデリカミニを紹介しつつ、他メーカーのライバルと比較してみたい。

新型クロストレック 比べるならこのSUV! カローラクロス/キックス/ヴェゼルほか


三菱デリカミニとは?

三菱 デリカミニ
 2023年5月25日に発売されたスーパーハイト型の軽自動車が三菱デリカミニ。2020年に登場したeKクロス スペースの大幅マイナーチェンジとして登場したデリカミニは、SUVライクなデザインと広々した室内空間が大きな特徴である。エクステリアは、「DAILY ADVENTURE(日常に冒険を)」をテーマに、タフなデザインが見どころ。個性が強かったeKクロス スペースから一転し、半円形のLEDポジションランプを内蔵したヘッドライトは親しみやすい。


スズキ スペーシアギア

ダイハツ タント ファンクロス
 インテリアは、シンプルな水平基調のインパネに、ライトグレーのアクセントカラーを配置。トレイやドリンクホルダーを見やすくし、使いやすさを追求している。また、汚れがつきにくい撥水シート生地を採用し、アウトドアでの使用や小さな子どもがいる場合などでも便利。パワートレインは、3気筒自然吸気(ハイブリッド)と同ターボ(ハイブリッド)を設定し、CVTを組み合わせている。駆動方式は、全グレードで2WD/4WDから選択可能となっている。ライバルは、ダイハツ スペーシアギア、ダイハツ タントファンクロス。いずれもSUV風のアレンジが施された力強い内外装が特徴である。


ライバルよりも室内長が長いデリカミニ

三菱 デリカミニ

スズキ スペーシアギア

ダイハツ タント ファンクロス
 まずはインテリアを比較してみよう。室内寸法は以下のとおり。

●デリカミニ(2WD)

室内長2200mm/室内幅1335mm/室内高1390mm

●スズキ スペーシアギア(2WD)

室内長2155mm/室内幅1345mm/室内高1410mm

●ダイハツ タント ファンクロス(2WD)

室内長2125mm/室内幅1350mm/室内高1370mm

 最も室内長が大きいのは、デリカミニ。一方で室内幅はタント ファンクロスがトップ。室内高はスペーシアギアが最も高くなっており、それぞれ一長一短がある。

 ほかにも気になるのは、スライドドアの使い勝手。デリカミニでは、ドアの下に足先を入れると自動で開閉するイージークローザー付き助手席電動スライドドアを採用。半ドア状態からでも、きちんと閉まるのが便利だ。スペーシアギアには、同様の装備が付くほか「パワースライドドア予約ロック機能」を採用。スライドドアを好きな位置で停止できるなど、こちらも使い勝手に優れる。一方のタント ファンクロスは、ピラーレスのミラクルオープンドアにより、ドアを開けた際の開放感は非常に大きい。乗降性にこだわるなら、タント ファンクロスが便利。


ライバルと同様に自然吸気、ターボともに設定
 軽自動車ゆえ、パワートレインに3車とも大きな差はない。いずれも直列3気筒エンジンを搭載し、自然吸気とターボを設定する。ただしタント ファンクロスはほかの2車と異なり、アシスト用モーターは装備されない。トランスミッションは、3車ともにCVTを搭載。駆動方式はいずれも2WDと4WDから選べるので、積雪地方のユーザーも安心だ。

WLTCモード燃費は次のとおり。

●デリカミニ(ターボ車/2WD):19.2km/L

●スズキ スペーシアギア(ターボ車/2WD):19.8km/L

●ダイハツ タント ファンクロス(ターボ車/2WD):20.6km/L

 タント ファンクロスが最も燃費性能に優れている。これに、スペーシアギア、デリカミニが続く。


マルチアラウンドビューモニターで安全面もばっちり

三菱 デリカミニ
 デリカミニでは、マルチアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)を採用(Tプレミアム、Gプレミアムに標準装備)。これは上から見下ろしているような映像をデジタルルームミラー内のモニターに表示するもので、周囲のひとや自転車を検知して警告する機能も付く。また、衝突被害軽減ブレーキ(FCM)を含むeアシストも全車標準装備となるなど、安全面に抜かりはない。一方、スペーシアギアやタント ファンクロスも衝突被害軽減ブレーキをはじめとする先進安全装備が標準装備となっており、各車で大きな差はない。


価格は180万4000円から

三菱 デリカミニ
 最後に新車販売価格を比較してみよう。

●デリカミニ(自然吸気車):180万4000円~214万9400円

●デリカミニ(ターボ車):188万1000円~223万8500円

●スズキ スペーシアギア(自然吸気車):172万5900円~188万9800円

●スズキ スペーシアギア(ターボ車):180万2900円~196万6800円

●ダイハツ タント ファンクロス(自然吸気車):168万8500円~184万2500円

●ダイハツ タント ファンクロス(ターボ車):177万6500円~193万500円


まとめ

三菱 デリカミニ
 スーパーハイト型は軽自動車の人気カテゴリ。これらに、タフなSUVルックをまとったデリカミニをはじめとする各車は、今後さらに市場が拡大していきそうな雰囲気がある。今回発表されたデリカミニは、前身にあたるeKクロス スペースからさらに親しみやすいデザインとなったのが注目のポイント。ライバルのスペーシアギアも似たような性能と価格帯で、好みに応じて選んでよい。また、スーパーハイト型軽自動車のパイオニアであるダイハツは、ミラクルオープンドアによる高い実用性が自慢だ。性能面、装備内容とも極めて近いポジションの3車、好みで選ぶのがよいだろう。

こんな記事も読まれています

プジョーのEV『e-308』にエントリーモデル「E Style」欧州に登場 航続410km
プジョーのEV『e-308』にエントリーモデル「E Style」欧州に登場 航続410km
レスポンス
新型クラウンセダン vs メルセデス・ベンツEクラス vs BMW5シリーズ! 比較したらクラウンの「ひと味違う」立ち位置が見えた
新型クラウンセダン vs メルセデス・ベンツEクラス vs BMW5シリーズ! 比較したらクラウンの「ひと味違う」立ち位置が見えた
WEB CARTOP
あのSUVスーパーカーに、レースの血統がいま融合した!アストンマーティン、「DBX707」の特別仕様車「AMR24エディション」を発表
あのSUVスーパーカーに、レースの血統がいま融合した!アストンマーティン、「DBX707」の特別仕様車「AMR24エディション」を発表
LE VOLANT CARSMEET WEB
王者センチュリーの対抗馬として誕生するもたった59台で終了! 初代三菱ディグニティが歩んだ悲劇の道
王者センチュリーの対抗馬として誕生するもたった59台で終了! 初代三菱ディグニティが歩んだ悲劇の道
WEB CARTOP
渋谷、国道246号の真下に「渋谷駅西口地下歩道」が誕生! 7月21日、いよいよ開通。
渋谷、国道246号の真下に「渋谷駅西口地下歩道」が誕生! 7月21日、いよいよ開通。
くるくら
7月24日、中上貴晶が東京・秋葉原にやってくる! MotoGPサマーイベントの開催が決定
7月24日、中上貴晶が東京・秋葉原にやってくる! MotoGPサマーイベントの開催が決定
motorsport.com 日本版
“最後のアバルト695”が日本上陸 190馬力のホットハッチ 限定車「アバルト695 75°アニヴェルサーリオ」発売
“最後のアバルト695”が日本上陸 190馬力のホットハッチ 限定車「アバルト695 75°アニヴェルサーリオ」発売
VAGUE
JLR ディフェンダーにオフロード走行時のパフォーマンスに特化した専用モードを持つ「オクタ」を発表
JLR ディフェンダーにオフロード走行時のパフォーマンスに特化した専用モードを持つ「オクタ」を発表
Auto Prove
スズキ最新型「バレーノ」実車公開! 全長4m以下ボディ&5速MT設定あり! 精悍&豪華さマシマシの「コンパクトカー」インドネシアに登場
スズキ最新型「バレーノ」実車公開! 全長4m以下ボディ&5速MT設定あり! 精悍&豪華さマシマシの「コンパクトカー」インドネシアに登場
くるまのニュース
免許が停止されるのは違反の点数の累積だけではないんです! 法律に定められている免停の条件とは?
免許が停止されるのは違反の点数の累積だけではないんです! 法律に定められている免停の条件とは?
LE VOLANT CARSMEET WEB
〈2024年6月度CM好感度ランキング〉トヨタ「シエンタ」が圏外から首位に急浮上 小型犬の可愛さで魅力伝える
〈2024年6月度CM好感度ランキング〉トヨタ「シエンタ」が圏外から首位に急浮上 小型犬の可愛さで魅力伝える
日刊自動車新聞
『ポルシェ935/78 “モビーディック”(1978年)』“白鯨”と呼ばれた最速のポルシェ935【忘れがたき銘車たち】
『ポルシェ935/78 “モビーディック”(1978年)』“白鯨”と呼ばれた最速のポルシェ935【忘れがたき銘車たち】
AUTOSPORT web
“150万円台”から! マツダ「軽自動車」に大反響! “鼓動”感じる「ターボエンジン」&めちゃ広っ車内空間! 軽ハイトワゴン「フレアワゴン」に熱視線
“150万円台”から! マツダ「軽自動車」に大反響! “鼓動”感じる「ターボエンジン」&めちゃ広っ車内空間! 軽ハイトワゴン「フレアワゴン」に熱視線
くるまのニュース
史上最強の『ディフェンダー』が爆誕、635馬力V8ターボの「OCTA」発表
史上最強の『ディフェンダー』が爆誕、635馬力V8ターボの「OCTA」発表
レスポンス
角田裕毅、熾烈なF1中団争いでは好調ハースとアストン復活を警戒。RBは“トップ”ではない……しかし「僕らは戦いの中にいる」
角田裕毅、熾烈なF1中団争いでは好調ハースとアストン復活を警戒。RBは“トップ”ではない……しかし「僕らは戦いの中にいる」
motorsport.com 日本版
ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京がリニューアルオープン。ロールス・ロイス最新のビジュアル アイデンティティを採用
ロールス・ロイス・モーター・カーズ東京がリニューアルオープン。ロールス・ロイス最新のビジュアル アイデンティティを採用
Webモーターマガジン
映画『チャーリー』は泣けるだけじゃない! わんこと孤独な男がサイドカーでヒマラヤを目指す、インド縦断ロードムービー
映画『チャーリー』は泣けるだけじゃない! わんこと孤独な男がサイドカーでヒマラヤを目指す、インド縦断ロードムービー
くるくら
愛妻家ドライバーにおすすめ! 鳥羽シェフも愛用するVitamixで、プロの味を家で楽しむ
愛妻家ドライバーにおすすめ! 鳥羽シェフも愛用するVitamixで、プロの味を家で楽しむ
月刊自家用車WEB

みんなのコメント

3件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村