自動運転への姿勢崩さず
今年10月、フォルクスワーゲンとフォードが出資する米国の自動運転技術開発企業、アルゴAI(Argo AI)の閉鎖が発表されたが、フォルクスワーゲンは「開発パートナーシップを統合する」として、次のようにコメントした。「当社の目標は、可能な限り早い時期に最も強力な機能を顧客に提供し、可能な限り費用対効果の高い開発体制を整えることです」
【画像】自動運転の配車サービス実現へ【ベースとなるフォルクスワーゲンID.Buzzを写真で見る】 全45枚
フォルクスワーゲンのブランドCEOであるトーマス・シェーファーによると、フォルクスワーゲンの自動運転車は商用車を筆頭に、10年以内に世界で主流になるという。
同社の商用車部門と並行して、ソフトウェア子会社であるカリアド(Cariad)が中国での自動運転開発を推進し、その他の地域ではボッシュがパートナーになる予定だ。
自動運転に関するフォルクスワーゲンの計画は大幅に遅れているが、これは他社も同じだ。電動化による数十億ドル規模のコスト増、世界的なパンデミック、半導体不足、技術をめぐる世界的な法律問題などを背景に、すべての企業が大きな障壁に直面しているのである。
シェーファーCEOは次のように述べている。
「技術は利用可能で、ハンブルクとミュンヘンでは自動運転を実施しています。しかし、製造される数が非常に少ないため、車両コストはまだ高いのが現状です。また、システムが人間よりも優れた運転をすることを証明する必要もあります。法規制は膨大で、国によって全然違うんです」
「自動運転には重点を置く必要があり、そのため当社は商用車部門を強力にプッシュしています。自動運転が実現すれば、利益とチャンスが広がるからです。勝者がすべてを手に入れるとは言いませんが、早くから参入する必要があるゲームです。待っていても前には進まないので、力を入れているんですよ」
シェーファーCEOは、フォルクスワーゲンが自動運転車を展開する際の問題点を説明し、「法律、カメラシステム、半導体、エネルギー消費量、計算速度など、見た目ほど簡単なことではありません。自動車は大きなデータ収集装置になるでしょう。実に複雑です」と語った。
中期的には、2025年にハンブルクの配車サービス「Moia(モイア)」を通じて、自動運転の電動バス、ID.Buzzを予約できるようにすることが目標であるという。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「自転車でしか行けない飲み屋が、悪法のせいで潰れそうです。凄い迷惑ですよね?」質問に回答殺到!「驚きです」「そんな店は潰れていい」の声も…「自転車の罰則強化」何がどう変わったのか
時速194kmでの事故は「危険」な運転じゃないの?過失7年と危険20年で懲役に違い! 危険運転の適用要件見直し? 法務省検討会で「数値基準」を求める声も、今後どうなるのか
EVの走りはむしろ好き! エンジン車も同時に所有! それでもEVライフを終了した理由をオーナーが激白
「夜の信号待ちでヘッドライトオフ」は正しいマナー!? 安全面・クルマへの負担・道交法的にも夜間のヘッドライトは点灯しっぱなしが正解です
「警察って、コソコソ隠れて一時停止の取り締まりしますよね? 危ないし、呼びかけで十分です」質問に回答殺到!?「意味ないだろ」「万引きと一緒」の声も!? その必要性とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
しばらくは、遅れたままなのでしょう。めどが少し立ってくれば、強気なアナウンスをしてくれるでしょう。
それまでは他社の動向に注意でしょうか。
目標を大きく持つのは良いけれど、VWの場合は製品がひとつも出る前から〇〇年以内に世界一を取る!みたいな発言が多すぎる。そしてそのほとんどが有言実行できていない。もう少し謙虚さも必要じゃないかな。