フィッティパルディとドゥーハンの名がFIA F3に。HWAがF1と2輪のチャンピオンの血を引くルーキーふたりを起用

　FIA F3選手権に参戦するHWAレースラボが、2020年にエンツォ・フィッティパルディとジャック・ドゥーハンを起用することを発表した。18歳のエンツォは2度のF1チャンピオン、エマーソン・フィッティパルディの孫。16歳のジャックは、5年連続でロードレース世界選手権500ccクラスの王者に輝いた伝説のライダー、マイケル・ドゥーハンの息子だ。

　エンツォ・フィッティパルディは、2017年からフェラーリの若手ドライバー育成プログラム、フェラーリ・ドライバー・アカデミーのメンバーに加わり、2018年にイタリアF4でタイトルを獲得。2019年にはフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ・チャンピオンシップでランキング2位になり、マカオグランプリにも挑戦した。

　ジャック・ドゥーハンは父親と異なり、4輪レースを活動の場に選び、2019年にはFIA-F3アジア選手権に参戦した。ジャックはレッドブル・ジュニアチームのメンバーでもある。

　HWAレースラボはふたりに加え、2019年に続いてジェイク・ヒューズを走らせることも明らかにしている。