独フォルクスワーゲンの米国法人は9月8日、新型コンパクトSUVの登場を予告する画像をオフィシャルサイトで公開、あわせて10月13日に実車を披露すると明らかにした。
今回、初めて予告画像がリリースされた新型SUVは、ティグアンよりもさらに小さなボディを持つ都市型クロスオーバー。フォルクスワーゲンでは、年初に登場したミッドサイズの「アトラス・クロススポーツ」に続き、米国でさらに幅広くSUVをラインナップすることで顧客ニーズに応え、SUV販売台数を倍増させるというグループの成長戦略の実現を狙う。
公開されたイメージには、夕暮れの山脈を背景に浮かび上がるニューモデルのシルエットのみが示され、判明している情報はほとんどない。だが、灯火類のデザインからは、左右ヘッドライトの間にはLEDエレメントが付与され、フロントマスクのワイド感が強調されていることがうかがえる。また、ルーフレールらしい装備も見て取れ、SUVらしい外観や機能を持つことが期待できそうだ。
SUVの本場米国ではフルサイズモデルの人気が高いように思えるが、そこはフォルクスワーゲン、これまで「ビートル」や「ゴルフ」、「ジェッタ」で小型車のブランドイメージを築き上げており、新型SUVでもこの路線をさらに推し進めて魅力を訴求していく方針。もちろん、ドイツ車ならではの機能性とプレミアム感も、個性を求める顧客層に強くアピールするだろう。
欧州に強いイメージが定着しているフォルクスワーゲンだが、米国部門も60年以上の歴史を持ち、SUVだけでも「アトラス」「アトラス クロススポーツ」「ティグアン」というラインナップを有している。そこに新型コンパクトSUVが加わることで、より厚みのある商品展開が実現するというわけだ。
SUVブームの中、水をも漏らさぬモデルラインナップでさらなる販売拡大を図るフォルクスワーゲン。今後、来月の実車公開まで予告キャンペーンが展開される可能性が高いから、メーカー発の情報に要注目だ。
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