1月1日、サウジアラビアを舞台に同日から1月14日までの日程で開催される砂漠のレース『ダカールラリー2022』が開幕した。元日は本格的なラリーのスタートを前に行われた“プロローグ”ステージが行われ、TOYOTA GAZOO Racingのナッサー・アル-アティヤ(GRダカールハイラックスT1+)がベストタイムをマークしている。
2022年に新たにスタートするFIA W2RC世界ラリーレイド選手権のオープニングイベントを飾ることになるダカールラリーは、“世界一過酷なレース”とも称されるイベントだ。その2022年大会には二輪と四輪、トラック、クアッド、ライトプロトタイプ、SSVの6部門から計403台がエントリーしている。
トヨタ、新開発のGRダカールハイラックスT1+で3年ぶりのダカールラリー制覇を目指す
ラリーの挑戦者たちは1日、レースのフィニッシュ地点となるサウジアラビア西部のジェッダから“ステージ1B”のスタート地点となるハイルへと移動し、翌2日から始まる競技スタートに備える。2022年のルートは北部のハイルを起点にサウジアラビア国内を時計回りに進み、アル・アルタウィヤとアル・カイスマを経てリヤドへ。首都リヤドでの休息日を挟み、後半戦はアル・ダワディミとワディ・アド・ダワシール、さらにビシャを経由して14日にジェッダでフィニッシュを迎える予定となっている。
第44回大会の開幕日となった1日は約600km弱のリエゾン(移動区間)の中に全長19kmのスペシャルステージ“ステージ1A”が用意され、翌日に行われるステージ1Bのスタート順を懸けた戦いが繰り広げられた。ここで最速タイムを記録したのが優勝候補のひとりであるアル-アティヤだ。TGRの新型マシンを駆る彼は、このショートステージを10分56秒で走破した。
2019年王者に続く2番手に入ったのは、チーム・アウディスポーツから参戦するカルロス・サインツ(アウディRS Q e-tron)で、トップとのタイム差は12秒となった。同36秒差の3番手にはセンチュリー・レーシングのブライアン・バラグワナー(センチュリーC6R)がつけている。
4番手はTGRのヘンク・ラテガン(トヨタGRダカールハイラックスT1+)、バーレーン・レイド・エクストリームのセバスチャン・ローブ(BRXハンターT1+)が5番手につけた一方、2021年王者であるステファン・ペテランセル(チーム・アウディスポーツ/アウディRS Q e-tron)は同僚のマーティン・エクストロームを従えるかたちでの14番手に留まった。
■KTM、ホンダ、ヤマハが二輪部門トップ3を分け合う
四輪市販車部門では、トヨタオートボデーの三浦昂(トヨタ・ランドクルーザー200)と、チームメイトのロナルド・バソ(トヨタ・ランドクルーザー200)がクラスワン・ツーという幸先の良いスタートを切った。トラック部門に新型ハイブリッド車を投入した日野チームスガワラの菅原照仁(日野600ハイブリッド)は部門22番手でプロローグを終えている。
二輪カテゴリーは、ガスガス・ファクトリー・レーシングのダニエル・サンダース(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)がトップタイムを記録し、ジャスト1分差の2番手にモンスターエナジー・ホンダ・チーム2022のパブロ・キンタニラ(ホンダCRF 450ラリー)が続いた。首位から1分55秒遅れの3番手にはモンスターエナジー・ヤマハ・ラリーチームのロス・ブランチ(ヤマハWR450Fラリー)が入った。
この後方には2021年大会の二輪王者で、レッドブル・KTMファクトリーチームに移籍したケビン・ベナビデス(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)と、僚友マティアス・ウォークナー(KTM450ラリー・ファクトリー・レプリカ)が4番手、5番手で続いている。
前述のとおり、2日(日)から本格的な砂漠のレースがスタートするダカールラリー2022は同日、ハイル市内をスタートし同地に戻ってくる“ステージ1B”が行われる。このループ型ステージの競技区間は333km、リエゾン(移動区間)を含めた1日の総走行距離は514kmだ。
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