新型ポルシェ・マカンSがついに日本上陸！

新型マカンSは新しい3.0ℓV6ターボエンジンを搭載。最高出力354ps、最大トルク480Nmを発生する。先代よりも14psと20Nm向上し、さらにスポーツ性能を高めた。

　マカンSに搭載された新開発の3.0ℓV6ターボエンジンはセンターターボレイアウトを採用。これはVバンク間にターボチャージャーをレイアウトすることで、燃焼室とターボチャージャー間に短いエグゾーストガスバイパスを備え、レスポンスが向上。新ツインスクロールターボチャージャーによって低回転域から大トルクを発生すると謳う。スポーツクロノパッケージ仕様車の0→100km/h加速は先代よりも0.1秒速い5.1秒。最高速は254km/hに達する。燃料消費量（NEDC）は8.9ℓ/100km。

　マカンSにはポルシェらしいスポーツカー特有のシャシー性能が与えられた。前後異サイズのタイヤを装着、ポルシェトラクションマネジメントシステム（PTM）4WDを備えてマイナーチェンジにあたり最適化が行われたという。
　
　フロントアクスルには、先代のスチールコンポーネントの代わりにアルミ製スプリングフォークが採用された。ばね下重量を低減し、さらに正確なハンドリングと快適性を向上させた。
　

　さらにダイナミクスとハンドリング性能を高めたいオーナーには、オプションでポルシェアクティブサスペンションマネジメントシステム（PASM）、車高調節式エアサスペンション、ポルシェトルクベクトリングプラス（PTV Plus）が用意される。

　大径のフロントブレーキローターは先代よりも10mm大きい360mm径と、先代を2mm厚みを増して36mmとなった。オプションでポルシェセラミックコンポジットブレーキ（PCCB）を装着可能。

　LEDヘッドライトが標準装備され、オプションでステアリング操作に反応するポルシェダイナミックライトシステムプラス（PDLS Plus）を選択可能だ。

　10.9インチフルHDタッチスクリーンは標準装備でポルシェ コミュニケーションマネジメントシステム（PCM）を内蔵しており、“Here Cloud”によるリアルタイム交通情報付オンラインナビゲーションを装備する。
　
　発売は本日から。マカンSの希望小売価格は859万円となっているが、発売当初は装備内容を充実させたテクノロジーエディション（1082万5000円～）」と「シュポルトエディション（1082万1000円～）」からデリバリーを開始する予定だ。