パサートにPHEVモデル
フォルクスワーゲン・ジャパンは、2021年4月より導入された新型パサートシリーズに新たなパワートレインとして、プラグインハイブリッドシステムを採用した新型「パサートGTEヴァリアント」の2022年の生産割当分の販売を全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで開始した。
【画像】ライバル比較【パサート・ヴァリアントvsA4アバントvsV60】 全136枚
なお、半導体供給不足などの影響により年内の供給量は約50台程度の見込みで、それ以降の受注分は2023年以降の出荷となる予定という。
パサートGTEヴァリアントの最大の特徴は、先代モデルと比べてバッテリー容量を約30%増強した点(9.9kWhから13.0kWhへ増強)にある。
これにより、EV航続可能距離が57km(WLTP モード)となり、普段づかいにおいて二酸化炭素を排出しないEV走行のみで対応可能。
また、走行モードは先代モデル同様に、モーターのみで走行するEVモード以外にもモーターとエンジンを効率よく使って走行するハイブリッドモードに加え、モーターとエンジンの両方のパワートレインを使って力強く走行するGTEモードを選択することができる。
ハイブリッドモードでは、走行中に回生エネルギーからバッテリーを充電することも可能。
装備面においてもほかの新型パサートシリーズ同様のエクステリアデザインの改良に加え、同一車線内全車速運転支援システム「トラベル・アシスト」やLED マトリックスヘッドライト「IQ.LIGHT」などを全車標準装備としている。
グレードは2グレード展開。価格(税込)は、634万5000円~683万8000円。
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