現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 450ccエンジン+モーター「カワサキ Z7ハイブリッド」は184万8000円で6月15日発売、Ninjaと同価格だ!  

ここから本文です

450ccエンジン+モーター「カワサキ Z7ハイブリッド」は184万8000円で6月15日発売、Ninjaと同価格だ!  

掲載 8
450ccエンジン+モーター「カワサキ Z7ハイブリッド」は184万8000円で6月15日発売、Ninjaと同価格だ!  

ハイブリッド版Zは、ニンジャと同価格で同日発売! フルカウルかネイキッド好きな方を迷わず選べるぞ

カワサキモータースジャパンは、世界で初めてのストロングハイブリッドモーターサイクルとなるニンジャ7ハイブリッドの国内発売を、さる2024年3月13日に発表。
これに引き続き3月19日、そのネイキッド版と言える「Z7ハイブリッド 」についても詳細が発表された。ニンジャ7ハイブリッドと同じく2024年6月15日(土)発売で、価格も同車と同じ184万8000円となる。

【 画像ギャラリー 12枚】 450ccエンジン+モーター「カワサキ Z7ハイブリッド」は184万8000円で6月15日発売、Ninjaと同価格だ!……の写真を見る!

Z7ハイブリッドは、近年のカワサキネイキッドシリーズ共通の、Sugomi(凄み)デザインを基調とし、600ccクラスネイキッドの軽快なスタイリングを特徴とする。そして先行発表されたニンジャ7ハイブリッドと同じく、水冷4ストローク並列2気筒の451ccエンジンと、交流同期電動機(水冷)のモーターを組み合わせたパワーユニットが最大の特徴。

車格は600ccクラスでありながら、走行モードによってはリッターバイク並の加速力を発揮するほか、250ccクラスに比肩する燃費性能を持つ。カラーは「メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン」1色のラインアップとなる。

ニンジャ7ハイブリッド/Z7ハイブリッドに搭載されるハイブリッドシステムは 大容量バッテリーにより電動モーターだけの走行も可能で、いわゆるストロングハイブリッドに分類される。ストロングハイブリッドの市販二輪車は、カワサキが世界で初めて実現したものだ(スクーターを除く)。

そのZ7ハイブリッドには、走行モードが以下の3種ある。

・エンジンとモーターの能力をフルに発揮する「SPORT-HYBRID」
・モーターで発進し、必要に応じてエンジンが協調する「ECO-HYBRID」
・静かでクリーンな低速用の「EV」
それに加え、駐輪場などでの取り回しに便利なウォークモード(後進機能付き)も搭載されている。

カワサキ Z7ハイブリッドの走行性能

シャシーもパワーユニットも、また6速ミッションの一次・二次を含む変速比も共通のため、「Z7/ニンジャ7」ハイブリッドともに、パワー特性は同様と思われるが、その特徴をカワサキは次のように説明する。

・451cc水冷4ストローク並列2気筒のガソリンエンジンと交流同期モーターのコンビネーションがもたらす、次世代のパワーフィーリング
・エンジン、モーター、大容量バッテリー、スタータージェネレーターなどの配置を吟味し、軽量なトレリスフレームに搭載することで実現した、カワサキスポーツモデルらしいハンドリング
・走行シチュエーションに合わせて選択できる「SPORT-HYBRID」「ECO-HYBRID」「EV」の3つの走行モード
・「SPORT-HYBRID」での走行時、瞬時の加速を要するときなどに5秒間使用できる「e-boost」
・シフトセレクタによるマニュアル操作も可能な電子制御6速オートマチックトランスミッション(EVモードを除く)

実質、Zとニンジャの違いはカウルの有無とライポジだけ……?

先に発表のニンジャ7ハイブリッドとの差異は、カウルのないネイキッドスタイルであること、幅広でフラットな形状のバーハンドルがセットされていること。
ニンジャ7ハイブリッドに対して全幅は55mm幅広となり、ハンドルグリップも高い位置にある。
乗車姿勢もアップライトなものとなり、街なかでコミューター的に使いたいライダーはZ7ハイブリッドの方がマッチするだろうか。
未知のパワーユニットへの期待も合わせ、どれだけのポテンシャルを味わわせてくれるか楽しみなところだ。

カワサキ Z7ハイブリッド主要諸元

■寸法・重量
全長×全幅×全高:2,145mm×805mm×1080mm
軸間距離:1,535mm
最低地上高:130mm
シート高:795mm
タイヤサイズ:前120/70ZR17M/C(58W)、後160/60ZR17M/C(69W)
ホイールサイズ:前17M/C×MT3.50、後17M/C×MT4.50
キャスター/トレール:25.0度/104mm
ステアリングアングル(左/右):30度/30度
最小回転半径:3.4m
車両重量:226kg
燃料タンク容量:14L
乗車定員:2名

■性能・燃費
システム最高出力:51kW(69PS)/10,500rpm
システム最大トルク:60N・m(6.1kgf・m)/2,800rpm
燃料消費率(WMTCモード値 SPORT-HYBRID マニュアル):23.6km/L

■エンジン
種類/弁方式:水冷4ストローク並列2気筒/DOHC4バルブ
総排気量:451cc
ボア✕ストローク/圧縮比:70.0×58.6mm/11.7
最高出力:43kW(58PS)/10,500rpm
最大トルク:43N・m(4.4kgf・m)/7,500rpm
始動方式:ISG(インテグレーテッド・スターター・ゼネレータ)
点火方式:バッテリー&コイル(フルトランジスタ点火)
潤滑方式:ウェットサンプ
エンジンオイル容量:2.6L
燃料供給方式:フューエルインジェクション
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

■モーター
種類/冷却方式:交流同期電動機/水冷
最高出力:9.0kW(12PS)/2,600~4,000rpm
最大トルク:36N・m(3.7kgf・m)/0~2,400rpm
動力用主電池/電圧:リチウムイオン/50.4V

■トランスミッション
トランスミッション形式:常時噛合式6段リターン(電子制御式マニュアルモード付オートマチック)
クラッチ形式:湿式多板
ギヤ・レシオ:1速2.235(38/17) 2速1.800(36/20) 3速1.500(33/22) 4速1.240(31/25) 5速1.074(29/27) 6速0.964(27/28)
一次減速比/二次減速比:2.218(71/32)/3.071(43/14)

■フレーム・サスペンション・ブレーキ
フレーム形式:ダイヤモンド(トレリス)
懸架方式:前テレスコピック(インナーチューブ径41mm)、後スイングアーム(ニューユニトラック)
ホイールトラベル:前120mm、後114mm
ブレーキ形式、前ダブルディスク300mm(外径)、後シングルディスク220mm(外径)

■カラー
メタリックブライトシルバー×メタリックマットライムグリーン

■製造国
タイ王国

report●モーサイ編集部・阪本 photo●カワサキ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
角田裕毅、F1ラスベガスGP初日は10番手「FP1は苦労したけど、改善できました。ポジティブな兆候です!」
motorsport.com 日本版
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
クルマに付けてる「青地に車いす」マークに“法的効力”一切無し!? 「黄色いちょうちょ」と役割違う? 意外と知らない実態とは
くるまのニュース
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
日高前副会長の後任に、ヤマハ渡部克明会長兼社長が就任【日本自動車工業会】
バイクのニュース
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
50台限定の『ディフェンダー110』発売、アリゾナの自然を表現した「赤」採用 価格は1300万円
レスポンス
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
ヒョンデに続いて韓国のKIAも日本に上陸! どんなクルマが揃っているのかチェックしたらデザインも中身も結構ヤバい!!
WEB CARTOP
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
なぜ12気筒エンジンは魂を揺さぶるのか? アストンマーティン新型「ヴァンキッシュ」は快感以外のなにものでもない。【試乗レビュー】
くるくら
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
ミツオカ、創業55周年記念車『M55』の市販モデルを正式発表。ローンチ仕様を100台限定で発売へ
AUTOSPORT web
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
初代NSXに存在した「やりすぎ」モデル! たった14台しか売れなかった「タイプS Zero」のストイックさに脱帽
WEB CARTOP
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
一体何が!? シーズン終盤のF1レースディレクター交代劇にドライバーたちも驚き「ちょっと奇妙だよね……」
motorsport.com 日本版
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
VW、新型SUV「ティグアン」を発売 価格は487万1000~653万2000円
日刊自動車新聞
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
“300馬力”V6搭載! ニッサン爆速「最上級ミニバン」とは? 超豪華内装×専用装備マシマシな“走り屋仕様”の「エルグランド」に熱視線!
くるまのニュース
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
家族のおでかけマンネリ解消へ、日産が新プロジェクト 全国の「奥名所」を発掘
レスポンス
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
メルセデスAMGから「CLE53カブリオレ」発売!専用のパワフルなルックスと先進・洗練のインテリア
LE VOLANT CARSMEET WEB
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
平凡な男が突如、何百万人もの夢の中に現れる!?『ドリーム・シナリオ』
バイクのニュース
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
「悪くはないが、良くもない」勝田貴元、シェイクダウンは入念に走行。改善のカギと戦略は/ラリージャパン
AUTOSPORT web
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
新車が買えないレベルで人気沸騰中のメルセデス・ベンツGクラス! EVが売れない日本でも「G 580 with EQ Technology」ならバカ売れするか?
THE EV TIMES
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
軍用ジープが最新モデルで蘇る…ドアなし&オリーブドラブが渋い「ラングラー ウィリス'41」発表
レスポンス
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
ロゴスと「ファイナルファンタジーXIV」コラボのアウトドアグッズの予約受付がスタート!
バイクブロス

みんなのコメント

8件
  • ときじろう
    226kgは重いよなぁ…184万8000円は高いし…バイクでハイブリッドはまだかな…250cc並の燃費でリッター並の加速は魅力的だけど。
  • rid********
    凄く面白そう!
    絶対に買わないけれどインプレを早く見たいな♪
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村