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ペレスのスタイルに合わせてマシンを最適化。パフォーマンス向上は「自信があるから」とレッドブルF1代表

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ペレスのスタイルに合わせてマシンを最適化。パフォーマンス向上は「自信があるから」とレッドブルF1代表

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーによると、最近セルジオ・ペレスのレースウィークのパフォーマンスが改善されているのは、部分的にはチームが導入したセットアップ変更のおかげだという。

 ペレスは今年初めにレーシングポイントからレッドブルに加入したが、当初は予選とレースでのパフォーマンスにおいて、新チームメイトのマックス・フェルスタッペンに追いつくのに苦戦していた。

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 しかし過去5戦でペレスは入賞を続けており、直近の2戦ではレッドブルの全体的なレース戦略において大きな役割を果たす結果を立て続けに出してきた。先週末のアメリカGP後にサーキット・オブ・ジ・アメリカズでペレスのパフォーマンス向上の理由について尋ねられたホーナーは、「自信だと思う」と報道陣に話した。

「この数戦で向上が見られ、モンツァでもソチでも彼は強かった。これらの両レースで表彰台に上がってもいいはずだった」

「彼はイスタンブールでも速かった。そして今週末(のオースティンで)はずっとペースを発揮していた。ポールポジションを獲れなかったのは不運のせいだったから、彼にとっては大きな進歩だ」

「つまり自信によるものだと私は思う。今年この時期に彼に結果を出してもらう必要がある。今日の結果は、彼にとって素晴らしいものだ」

「我々は彼が効果を引き出すことができるセットアップを見つけようとしており、マシンを彼のスタイルに合わせてさらに最適化しているところだ」

 レッドブルにとって、ペレスの復調はこれ以上ないタイミングだったかもしれない。2021年のF1世界選手権はあと5戦が残されており、レッドブルはコンストラクターズ選手権でライバルのメルセデスに23ポイント差をつけられている。

 しかしアメリカGPだけを見ると、フェルスタッペンとペレスのふたりともが表彰台に登壇したことで差は13ポイントとなり、両チーム間のバトルがどれだけ拮抗しているかが示されている。

 ペレスはドライバーズ選手権では4位につけ、母国でのホームレースに臨むにあたってメルセデスのライバルであるバルテリ・ボッタスに35ポイント差のところまで来ている。

「通常レッドブルはメキシコでは非常に強いので、大いに期待している。我々には優れたパッケージがあり、メキシコでは強さを出せるだろう。ふたたび表彰台を獲得できることを心から願っている」

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