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ホンダF1の田辺TD、パワーユニットの合法性巡る議論に「フェアでクリーンな戦いを望む」

ホンダF1の田辺TD、パワーユニットの合法性巡る議論に「フェアでクリーンな戦いを望む」

 ホンダのF1テクニカルディレクターである田辺豊治は、フェラーリのパワーユニット(PU)の合法性に関する議論について、ライバルメーカーとのフェアな開発競争を望んでいると話した。

 今季後半からパフォーマンスを大きく向上させたフェラーリ。その原動力となったと考えられているPUは、ライバルたちから疑惑の視線を向けられており、何らかのレギュレーション違反を犯しているのかどうか、明確化が求められている。

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 ホンダのパートナーであるレッドブルは第18戦アメリカGPを前に、燃料流量に関する”3つのシナリオ”について、FIAに問い合わせを行った。つまり、フェラーリがこの分野で何らかの優位性を得ていると考えているのだ。

 FIAはすぐさま、レッドブルが問い合わせたシナリオはレギュレーション違反だとして、技術指令という形で全チームへと通達した。

 そのアメリカGPでは、フェラーリがポールポジションを逃し、セバスチャン・ベッテルがリタイア。シャルル・ルクレールが4位と振るわなかったが、フェラーリはPUに何も変更を施しておらず、PUは合法だと主張している。

 田辺TDに対し、ホンダはFIAによる明確化を歓迎するのかと訊くと、彼はmotorsport.comに次のように述べた。

「グレーゾーンの活用や、燃料やオイル燃焼などを使ってエンジンやシャシーのパフォーマンスを改善する方法はいくつかあります」

「私たちは、FIA F1レギュレーションの下で、規則を尊重してフェアなレースをすることを切望しています。クリーンでフェアなレースをすることが私たちの望みです。FIAによる監視が必要なんです」

「おそらく一部のチーム、または一部の人々はパフォーマンスを改善するために”何か”を考えています。そして私たちはそれが問題ないかどうかを明確にし、彼ら(FIA)が『ノー』といえば、それをしません」

「誰かがそのようなことを行っていたとしても、FIAがはっきりとノーと言ったら、多分その誰かもそれをするのはやめるでしょう。そうすれば、クリーンなレースができます」

 田辺TDは、FIAがあらかじめ何もかもを明確にしておくことはほとんど不可能だと認め、チームがFIAにグレーゾーンの整理を求めていくべきだと考えている。

「もし誰かが、何かを不明瞭だと思ったなら、FIAに『イエスかノーか』を尋ねるのが良いかもしれません」と、彼は付け加えた。

「それが方向性を決める助けになります。レギュレーションには多くの文言があり、特定の項目が説明されています。全てを明確にすることはほとんど不可能です」

 FIAに明確化を求める上で、トロロッソとレッドブルの違いについて、田辺TDは次のように説明した。

「レッドブルには、(チーフエンジニアの)ポール・モナハンのような経験豊富な人材がたくさんいます。彼は合法性に関して観察を続け、全てを合法化しようとしています」

「その点で、トロロッソとは少し異なります。レッドブルの方がより厳格なのです」

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